この記事では、ジープラングラーの「サハラ」と「ルビコン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「サハラ」とは?
ジープラングラーとしては低価格のグレードで4WDシステムは手動でレンジ切り替え可能なセレクトラックフルタイム4×4システムを搭載しており雪道や砂利道などの未舗装路に強い「4H」ローギアードで登坂能力が高い「4L」などが選択可能です。
ホイールは18インチとなっている点も足回りの特徴です。
ボディ同色のフロントグリル、ボディ同色のハードトップを装備しており、スタイルに振っている部分も強いグレードと言えます。
エンジンは272馬力の2. 0リッターターボという点はサハラ、ルビコンとも同じなのですが、サハラのほうが車両重量が軽く、副変速機の変速比の違いでサハラのほうが燃費で優れています。
ボディカラーはグラナイトクリスタルメタリック、スナッズベリーパールコートが専用色となっています。
「ルビコン」とは?
ジープラングラーの上位グレードとなりますが、価格的な差によるもので、すべての装備がルビコンにあるわけではなく、悪路走行性能を強めたものと言えます。
ロックトラックフルタイム4×4システムを搭載しており、ジープの中でも最高の悪路走破性を誇っています。
電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステムという装備ではサスペンションの可動域を広め、より悪路を走りやすくする装備で、ジープラングラーではルビコンのみの装備です。
ホイールは17インチとなっていますが マッド&テレインタイヤを装備しているあたり、かなり悪路走行を意識したものとなっていると言えるでしょう。
ボディカラーは後部のハードトップ部分がブラックになっており、このグレードにおいてボディ同色にすることはできません。
ボディカラーはファイヤークラッカーレッドとスティンググレー が専用色となっています。
「サハラ」と「ルビコン」の違い
「サハラ」と「ルビコン」の違いを、分かりやすく解説します。
ジープラングラーのサハラはスタイル重視モデル、ルビコンは悪路走破性重視モデルということができ、サハラのスタイルでルビコンの走破性を持つモデルはなく、サハラはハードトップ部分がボディカラーとなっているところが大きな特徴です。
ルビコンはサハラ以上に進んだ4WDシステムやサスペンションの制御システムを持ち、サハラはオールシーズンタイヤなのに対し、ルビコンはマッド&テレインタイヤになっています。
エンジンはともに2. 0リッター272馬力です。
室内に関してはサイズはほぼ同等ですが、装飾がサハラとルビコンで異なっています。
ボディカラーは黒系白系のみ共通で用意されます。
まとめ
サハラとルビコンは価格差がありルビコンのほうが高額ですが、サハラは街乗り向き、ルビコンはより悪路走行向きという個性があります。
タイヤがオールシーズンということもあり、街乗りが中心であればサハラで問題ないでしょう。