この記事では、「マッシュポテト」と「ポテトサラダ」の違いや意味を分かりやすく説明していきます。
「マッシュポテト」とは?
米国をはじめ、欧米諸国では毎日のように食べられているのが「マッシュポテト」であり、昼食、夕食に関わらず食卓へ出す料理です。
作り方はとても簡単で、皮を剥いたじゃが芋を茹でて、箸が通るほどの柔らかさになったらヘラやポテトマッシャーで押し潰します。
固形でなくなり、滑らかになるまで潰したら植物油やクリームなどコクが出るよう入れる家庭もあります。
お好みで粉チーズや胡椒を入れて味付けするなど、各家庭でその味付けは変わってきます。
味を変えるときは焼き上げたベーコンや油で揚げたにんにくを入れて味付けし、ステーキや魚料理に添えられるのが一般的であり、肉の上にのせて食べる人もいます。
バーベキューソースやグレイビーソースをかけて食べるのもおつな食べ方として人気です。
最近は茹でなくてもすぐに牛乳か水を入れれば柔らかい「マッシュポテト」が食べられる商品が売られているため、日本でも身近な料理となっています。
「ポテトサラダ」とは?
皮を剥いたじゃが芋と人参、玉ねぎをたっぷりのお湯で茹でて潰したものを冷たくなるまで冷まして、マヨネーズをたっぷり入れて和えたものを「ポテトサラダ」と呼びます。
人参と玉ねぎが少し固形で残るよう優しく潰したり、ポテトも少し食感が残るように潰すのも美味しく食べられるポイントです。
冷ましたら輪切りにしたきゅうりや短冊形に切ったハムなどをお好みで入れる人もおり、自分の好きな味に仕上げて楽しむのも「ポテトサラダ」の面白さです。
最近は油を切ったツナやとうもろこし、マカロニを彩りに入れる人もいるなど、年々個性的な見た目と味に仕上げる人が増えています。
野菜が入ることで食物繊維も手軽に摂れるのも魅力的なところであり、日本ではお弁当に入れる定番おかずとして認知されています。
「マッシュポテト」と「ポテトサラダ」の違い
「マッシュポテト」と「ポテトサラダ」の違いを、分かりやすく解説します。
じゃが芋だけで作られるのが「マッシュポテト」であり、味付けは茹でるときに入れる塩のみで、かなり簡単に出来る料理として欧米では開拓時代に作られて庶民に食べられていたものです。
熱を加えて、茹でて柔らかくしたじゃが芋をペースト状になるまでしっかり潰し、バターや塩などを入れて味付けしています。
見た目は真っ白で、舌の上におけば溶けて食べられるほど滑らかで、料理の付け合せとして欧米では頻繁に食べられています。
もう一方の「ポテトサラダ」はクリームやバターは入れることなく、玉ねぎを入れてより甘みと旨みを引き出し、人参で彩り豊かになる魅力的な料理です。
マヨネーズを入れることで深みがある味になるのも特徴的ですが、じゃが芋をあえて潰さず固形のままで食べることもあります。
料理の付け合せというよりも、一つの料理として食べられているものであり、その見た目や味を楽しむという違いも見られます。
まとめ
どちらもじゃが芋を使った料理であり、お湯で茹でて気軽に食べられるものですが、「マッシュポテト」の味付けは塩のみというとてもシンプルな味と作りでより芋の旨みが感じられるものですが、「ポテトサラダ」は様々な具剤を入れて作るため味も変わってくるのが楽しい料理と覚えておくといいでしょう。