「トルティーヤ」と「ケサディーヤ」の違いとは?分かりやすく解釈

「トルティーヤ」と「ケサディーヤ」の違い食べ物・飲み物

まだまだ日本では馴染みがありませんがアメリカでは大人気のメキシコ料理。

今回はその中でも代表的な料理2つについて比べてみたいと思います。

この記事では「トルティーヤ」「ケサディーヤ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「トルティーヤ」とは

これは『トウモロコシをすり潰して薄く引き伸ばした後に焼くパンの様な食べ物』です。

メキシコでは日本の『白米』の様にどの様な料理にも必ず使う定番メニューです。

『タコス(単数形はタコ)』で見られる食材を巻く為に使ったり、『エンチラーダ』という肉や野菜を巻いてソースとチーズで煮る食べ物、揚げてチップス上にしてトマトベースの『サルサソース』やアボカドとトマト、コリアンダーとライムを少し混ぜた『ウァカモレ』を載せておつまみやおやつとして頂くなどありとあらゆるメキシコの食卓で見られます。

もともとはメキシコ地方に住んでいた先住民の作る料理を見た当時のスペイン人が自国の『トルティーヤ』つまり『オムレツ』に似ているという理由で呼んだのが語源とされています。

メキシコと国境を隣にするアメリカにおいても大人気の食べ物であり、小麦粉を使った『トルティーヤ』も主流です。

また、『タコス』を頂く時に『トルティーヤ』を揚げてカリカリにするのも人気ですが、本場メキシコ人から見ると邪道だそうです。

最近では体に優しいグルテンフリーの『トルティーヤ』もスーパーで置かれています。

メキシコとアメリカにおいては定番のメニューになっているのが『トルティーヤ』です。


「ケサディーヤ」とは

これは『トルティーヤの間に野菜や肉、チーズを挟み、フライパンなどで焼いた簡易的な食事』です。

イメージしやすいのは『サンドイッチの様に持つことの出来るお好み焼き』ではないでしょうか。

これも定番のメキシコ料理で、間食以外には前菜として頼んだりします。

アメリカでは単に『トルティーヤ』の間に具材を詰め込んで両面を焼いたものですが、本場メキシコでは『マサ』と呼ばれるトウモロコシを練って作るパン生地の様なもので作るのが本物とされています。

トッピングとしてサワークリームや『ウァカモレ』を付けて食べるのが定番です。

中に挟む具材は多種多様で、地方や各家庭で違いを楽しむことができるのも『ケサディーヤ』の特徴です。


「トルティーヤ」と「ケサディーヤ」の違い

この二つは『トウモロコシや小麦粉を練って薄く焼いたもの』か『トルティーヤやマサを使って具材を挟んで焼いた料理』かという違いではっきりと分けることができます。

『トルティーヤ』はそれだけでは淡白な味ですが、『ケサディーヤ』は一つの完成された料理という違いを付けることもできます。

どちらもメキシコはもちろんアメリカでも見かけない場所はないほどの定番メニューです。

アメリカでは『タコベル』というファストフード店がこの2つを使った料理を展開しています。

まとめ

如何でしたでしょうか。

今回はメキシコ料理の定番2つをご紹介しました。

メキシコ料理は肉と野菜、穀物のバランスがとてもよく取れたカラフルな食文化です。

日本人の口にも大変なじみやすいく、面白いのは値段が高いレストランよりも安い食堂で食べる方がおいしい場合が少なくないのも特徴の一つです。

是非一度は試されるのを強くお勧めします。