この記事では、「トムヤムクン」と「トムカーガイ」の違いを分かりやすく説明していきます。
2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「トムヤムクン」とは?
「トムヤムクン」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「トムヤムクン」は、「Tom yum goong」と英語表記します。
「トムヤムクン」は「タイ料理の一つで、辛みと酸味があるエビスープのこと」という意味があります。
「トムヤムクン」の「トム」は、「煮る」という意味があり、「ヤム」は「混ぜる」という意味が、「クン」には「エビ」という意味があります。
そのため、もし、エビを使わずイカを使った場合は、イカを意味する「プラームック」を使った、「トムヤムプラームック」になります。
「トムヤムクン」は、香辛料をチキンスープで煮て、スープを作り、ナンプラーなどの調味料とライムで味を調え、エビとフクロダケを入れます。
さらに、パクチーの葉を加え、ココナッツミルクなどを入れて仕上げます。
「トムヤムクン」は、「世界三大スープ」の一つと言われるほど、世界的に人気の高いスープで、日本人にも人気が高く、カップラーメンの味の一つになるほどです。
「トムカーガイ」とは?
「トムカーガイ」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「トムカーガイ」は「tom Kargai」と英語表記します。
「トムカーガイ」は、「タイ料理の一つで、スパイスと酸味の利いた、ココナッツミルクのスープのこと」という意味があります。
「トム」は「煮る」、「カー」は「ショウガ」、「ガイ」は、「鶏肉」を意味する言葉になります。
このことからもわかるように、「トムカーガイ」は、ココナッツミルクと、ショウガの一種である「ガランガル」、ミカンの葉、レモングラス、唐辛子や、パクチー、フクロダケ、鶏肉やナンプラーなどを煮こんで作られるスープです。
ココナッツミルクを使ったチキンスープは、白色をしたまろやかな味が特徴で、辛みが効いた料理が多いタイ料理の中でも、比較的食べやすい料理ではないでしょうか。
「トムヤムクン」と「トムカーガイ」の違い
「トムヤムクン」と「トムカーガイ」の違いを、分かりやすく解説します。
「トムヤムクン」と「トムカーガイ」はどちらもタイ料理で、スープという共通点があります。
ただし、「トムヤムクン」は、酸味と辛みとが特徴的なスープなのに対して、「トムカーガイ」は、まろやかな味のスープという違いがあります。
また「トムヤムクン」の主役の具材は「エビ」なのに対して、「トムカーガイ」は、「鶏肉」と「ショウガ」という違いがあります。
さらに、「トムヤムクン」は、オレンジ色をしたスープなのに対して、「トムカーガイ」は、白色をしたスープという、見た目の違いもあります。
まとめ
「トムヤムクン」と「トムカーガイ」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、タイレストランで注文しやすくなるかもしれません。