「タコライス」と「ガパオライス」の違いとは?分かりやすく解釈

「タコライス」と「ガパオライス」の違い食べ物・飲み物

この記事では、「タコライス」「ガパオライス」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「タコライス」とは?

「タコライス」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「タコライス」は、「tacos+rice」と表記する和製英語になります。

「タコライス」「沖縄料理の一つで、タコスの具材であるひき肉と、チーズレタスなどをご飯の上に乗せて、サルサソースで味付けしたもの」という意味があります。

このように「タコライス」「タコ」は8本足のタコではなく、メキシコ料理の「タコス」が由来となっています。

1984年に沖縄県金武町で誕生後、沖縄では定番料理となっていて、現在は学校給食に採用されるほどになっています。

ドライカレーのような雰囲気があり、サルサソースがない場合は、ケチャップで代用されることもあります。

「タコライス」が生まれたのは、金武町の飲食店『パーラー千里』で、創業者の儀保松三が考案したものです。

沖縄米軍基地・キャンプハンセンのゲート前に店舗があったため、米兵が安価で食べられるボリューミーな料理として、提供したのが始まりとされています。


「ガパオライス」とは?

「ガパオライス」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「ガパオライス」は、「タイ料理の一つで、ガパオの炒め物にご飯を添えたもの」を意味します。

「ガパオ」とは、タイの香草のことを意味する言葉になります。

この「ガパオ」を炒めて作った炒め物は、「パットガパオ」という料理名で、タイレストランでは単品で注文することもできます。

この「パットガパオ」にご飯と目玉焼きなどを添えた料理が「ガパオライス」となります。

このように「ガパオライス」は、ガパオという香草と、豚肉や鶏肉、ニンニクなどを炒めたものを、ライスに添えて提供されるものを指します。

醤油や魚醤、オイスターソース、唐辛子などを調味料として使って食べます。


「タコライス」と「ガパオライス」の違い

「タコライス」「ガパオライス」の違いを、分かりやすく解説します。

「タコライス」「沖縄料理の一つで、タコスの具材であるひき肉と、チーズレタスなどをご飯の上に乗せて、サルサソースで味付けしたもの」という意味があります。

一方で「ガパオライス」は、「タイ料理の一つで、ガパオの炒め物にご飯を添えたもの」を意味します。

どちらも、ご飯の上に、ひき肉料理が乗っているという共通点があります。

ただし、「タコライス」はタコスの具材が乗っているのに対して、「ガパオライス」はガパオという香草とひき肉を炒めたものが乗っているという違いがあります。

また「タコライス」は沖縄料理なのに対して、「ガパオライス」はタイ料理という違いもあります。

まとめ

「タコライス」「ガパオライス」の違いについて見てきました。

2つの言葉には明確な意味の違いがありました。

2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。