「位置」と「場所」と「空間」の違いとは?分かりやすく解釈

「位置」と「場所」と「空間」の違い生活・教育

この記事では、「位置」「場所」「空間」の違いを分かりやすく説明していきます。

「位置」とは?

「位置」「いち」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「ものがあるところ、あるべきところ」という意味で、あるものが存在する地点のことです。

2つ目は「ものごとの価値や重要性」という意味で、ものごとが全体の中でどの程度のところにあるかということです。

3つ目は「人が置かれている立場」という意味で、その人がどの様な状態にあるかということです。

上記に共通するのは「人や物があるところ」という意味です。


「位置」の使い方

「位置」は名詞として「位置する・した」「位置にある」「位置を占める」「位置関係」などと使われます。

基本的に、人やものがあるところや、ものごとの重要性や、人が置かれている立場に使われることがです。


「位置」の例文

・『コンサートが開幕するのでスタッフが所定の位置につく』

「場所」とは?

「場所」「ばしょ」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「人や物があるところ」という意味で、その人や物が占める為に必要な広さのある土地のことです。

2つ目は「何かが存在したり、行われたりするところ」という意味で、特定のものやイベントなどが行われる地のことです。

3つ目はは「相撲の興行」という意味で、相撲が行われる地域や期間のことです。

上記に共通するのは「人や物が存在する地」という意味です。

「場所」の使い方

「場所」は名詞として「場所がある・ない」「場所を取る」「場所に着く」「広い場所・狭い場所」などと使われます。

基本的に、人や物が占めている土地のことや、ものごとが存在したり行われたりする地のことに使われる言葉です。

「場所」の例文

・『待ち合わせ場所に30分早く着いた』

「空間」とは?

「空間」「くうかん」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「何も物体が存在していないところ」という意味で、全く物がなく空気のみがあるところのことです。

2つ目は「多方面への広がり」という意味で、3次元に広がっているところのことです。

上記に共通するのは「何もないところ」という意味です。

「空間」の使い方

「空間」は名詞として「空間がある・ない」「空間が広がる」「宇宙空間」などと使われます。

基本的に、何もものが存在しておらず、ぽっかりあいているところに使われる言葉です。

「空間」の例文

・『大きなマンションに住んで生活空間にゆとりを持つ』

「位置」と「場所」と「空間」の違い

「位置」「人やものがあるところ」「ものごとの重要性」「人が置かれている立場」という意味です。

「場所」「人や物が占めている土地」「ものごとが存在したり行われたりする地」という意味です。

「空間」「ものが存在しておらず、ぽっかりあいているところ」という意味です。

まとめ

今回は「位置」「場所」「空間」について紹介しました。

「位置」「人やものがあるところ」「場所」「人や物が占めている土地」「空間」「なにもない広がり」と覚えておきましょう。