「栄転」と「異動」と「左遷」の違いとは?分かりやすく解釈

「栄転」と「異動」と「左遷」の違い生活・教育

この記事では、「栄転」「異動」「左遷」の違いを分かりやすく説明していきます。

「栄転」とは?

「栄転」「えいてん」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「今までよりも高い地位や役職に就くこと」という意味で、会社に認められて昇進した上で、新たな職場に転任することです。

2つ目は「転任することの尊敬語」という意味で、「ご栄転」とも呼ばれ、相手が転任することを敬う意味で使われる言葉で、特に昇進するとは限りません。

上記に共通するのは「転任する」という意味です。


「栄転」の使い方

「栄転」は名詞として「栄転する・した」「ご栄転」「栄転祝い」などと使われます。

基本的に、今までよりも高い地位や役職に転任することや、転任することそのものを敬う言葉として使われます。


「栄転」の例文

・『彼は20代で東京支店の支店長に栄転が決まった』

「異動」とは?

「異動」「いどう」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「職場で地位や勤務先が変わること」という意味で、従業員の役職や部署、勤務先など労働条件が変わることです。

2つ目は「転任・退任など人事に関する変化」という意味で、人が部署や会社を出たり入ったりすることです。

3つ目は「前と違った状態が起きること」という意味で、それまでとは違うものごとが生じることです。

4つめは「サービス契約において、期間中に契約内容に変更が生じること」という意味で、「異動届」などとして処理されます。

上記に共通するのは「人の状況が変わること」という意味です。

「異動」の使い方

「異動」は名詞として「異動する・した」「異動願い」「異動届」などと使われます。

基本的に、職場での人事的な変化や、契約期間中における契約内容の変化に使われる言葉です。

「異動」の例文

・『営業部から販売促進部に異動が決まる』

「左遷」とは?

「左遷」「させん」と読みます。

意味は「今までよりも低い地位や役職に落として転任させること」で、リストラや本人の能力不足などで、地位や役職を下げられて、別の部署に移されることです。

「左」「昔の中国で、右側は尊く、左側は卑しいとされたこと」に由来する言葉で、「遷」「元の場所や地位から離れて別の所に移す」という意味です。

「左遷」の使い方

「左遷」は名詞として「左遷する・される」「左遷される・された」「左遷になる」などと使われます。

基本的に、今までよりも低い地位や役職に落として転任させることに使われる言葉です。

「左遷」の例文

・『売り上げが伸びなかったので部長が子会社に左遷された』

「栄転」と「異動」と「左遷」の違い

「栄転」「今までよりも高い地位や役職に転任すること」「転任することそのものを敬う言葉」という意味です。

「異動」「職場での人事的な変化」「契約期間中における契約内容の変化」という意味です。

「左遷」「今までよりも低い地位や役職に落として転任させること」という意味です。

まとめ

今回は「栄転」「異動」「左遷」について紹介しました。

「栄転」「昇進して転任すること」「異動」「人事的な変化」「左遷」「降格されて転任すること」と覚えておきましょう。