この記事では、「会議」と「講演会」と「セミナー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「会議」とは?
「会議」は「かいぎ」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「関係者が集まって相談したり、ものごと決定すること」という意味で、ある課題や問題について結論を出す為に、関係者が集まって話し合うことです。
2つ目は「ある専門的な事柄について評議する機関」という意味で、一つの分野において専門知識を持っている人達で構成され、ある内容について話し合う組織のことです。
上記に共通するのは「集まって話し合う」という意味です。
「会議」の使い方
「会議」は名詞として「会議を開く・開いた」「会議が開かれる」「会議する・した」「会議にかける」などと使われます。
基本的に、あるものごとの是非を問うたり結論を出す為に、関係者が集まって話し合うことに使われる言葉です。
「会議」の例文
・『会社の運営に関して役員会議が開かれる』
「講演会」とは?
「講演会」は「こうえんかい」と読みます。
意味は「講師を呼び、大勢の人に向かってあるテーマに従って話しをする集まりのこと」で、有名人や専門家などを講師として招き、集まった人たち対してあるテーマに沿っては話して貰う様にお願いすることです。
講師が一方的に話すという点で「セミナー」と違います。
「講」は「説き明かす」という意味、「演」は「意味を広げて分かりやすく説明する」という意味、「講演会」で「意味を広げて分かりやすく解き明かす会合」になります。
「講演会」の使い方
「講演会」は名詞として「講演会を開く・開いた」「講演会に参加する」「講演会に招かれる」などと使われます。
基本的に、講師を招き、集まった人たちに対してあるテーマに沿って分かりやすく話してもらう会合に使われる言葉です。
「講演会」の例文
・『有名な女性作家の講演会に参観する』
「セミナー」とは?
「セミナー」は「seminar」が日本語化した言葉です。
意味は「あるテーマを設定して、興味がある人が参加して意見交換ができる会合のこと」で、そのテーマに興味がある人が積極的に質問したり意見を述べたりできる集まりのことです。
専門知識を持った講師の講義を聞きいながら自主的に勉強できる場のことです。
「セミナー」の使い方
「セミナー」は名詞として「セミナーを開く・開いた」「セミナーに参加する」「セミナー講師」などと使われます。
基本的に、あるテーマに興味を持った人たちが参加して、専門の講師の話を聞きながら積極的に質問したり意見を述べたりできる会合に使われる言葉です。
「セミナー」の例文
・『ビジネスマナーのセミナーに参加する』
「会議」と「講演会」と「セミナー」の違い
「会議」は「あるものごとの是非を問うたり結論を出す為に、関係者が集まって話し合うこと」という意味です。
「講演会」は「講師を招き、集まった人たちに対してあるテーマに沿って分かりやすく話してもらう会合」という意味です。
「セミナー」は「あるテーマに興味を持った人たちが参加して、専門の講師の話を聞きながら積極的に質問したり意見を述べたりできる会合」という意味です。
まとめ
今回は「会議」と「講演会」と「セミナー」について紹介しました。
「会議」は「関係者が集まって話し合う場」、「講演会」は「講師が話す会合」、「セミナー」は「意見交換できる会合」と覚えておきましょう。