「マルチョウ」と「シマチョウ」と「テッポウ」の違いとは?分かりやすく解釈

「マルチョウ」と「シマチョウ」と「テッポウ」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「マルチョウ」「シマチョウ」「テッポウ」の違いを分かりやすく説明していきます。

3つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「マルチョウ」とは?

「マルチョウ」「丸腸」と漢字表記します。

「マルチョウ」は、「牛の小腸を、切り開かずに裏返して、そのままぶつ切りにしたもの」を意味します。

迫力のある見た目と、食べ応えから、ホルモンファンの中でも、人気が高い部位になります。

脂肪が厚く、甘みが濃厚なのが特徴となります。


「マルチョウ」の言葉の使い方

ダイエットをしていた人が、目標体重に達したため、ご褒美として牛の小腸を、思い切り焼いて食べたいと思うかもしれません。

この場合は、「ダイエット成功のご褒美として、マルチョウを食べる」などという文章を作ることができます。


「シマチョウ」とは?

「シマチョウ」は、「縞腸」と漢字表記します。

「シマチョウ」は、「食肉における、牛の大腸」という意味があります。

ホルモンの一つで、油が縞状に入っていることから、「シマチョウ」と呼ばれています。

朝鮮語で大腸を意味する、「テッチャン」と呼ばれることもあります。

「シマチョウ」の言葉の使い方

ホルモンを焼いて食べる時、脂肪分が多い部位を食べたいと思うとき、「シマチョウ」を頼むかもしれません。

「ホルモンを焼いて食べるなら、ジューシーなシマチョウに限る」などという文章にできます。

「テッポウ」とは?

「テッポウ」「食肉における、牛の直腸」を意味します。

ホルモンとしては、脂肪が少なく肉厚な場所とされています。

低脂肪、低カロリーなため、比較的ヘルシーなホルモンと言われています。

また、厚くて独特の食感があり、噛み切れそうで噛み切れない歯ごたえが人気となっています。

「テッポウ」の言葉の使い方

ホルモンを食べたいけれど、太りたくないから、牛の直腸を食べようと考えることがあるかもしれません。

この場合は、「太らないよう、テッポウを食べよう」などという文章を作ることができます。

「マルチョウ」と「シマチョウ」と「テッポウ」の違い

「マルチョウ」「シマチョウ」「テッポウ」は、それぞれ食肉で、牛の内臓を意味するという共通点がありました。

ただし、「マルチョウ」は小腸を意味し、「シマチョウ」は、大腸を意味し、「テッポウ」は直腸を意味するという、明確な意味の違いがあります。

ホルモン焼のお店に行った場合は、小腸を食べたいときは「マルチョウ」を、大腸を食べたいときは、「シマチョウ」を、さらに直腸を食べたいときは「テッポウ」を注文するようにしましょう。

まとめ

「マルチョウ」「シマチョウ」「テッポウ」の違いについて見てきました。

3つの言葉は、ホルモンについての言葉でしたが、それぞれ明確な意味の違いがありました。

3つの言葉の意味の違いを知ることで、ホルモン焼を食べる時、ホルモン鍋を食べる時に役立つのではないでしょうか。