この記事では、「休息」と「休養」と「休憩」の違いを分かりやすく説明していきます。
「休息」とは?
「休息」は「きゅうそく」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「仕事や動作をやめて身体を休めること」という意味で、していることをやめて、のんびりとくつろぐことです。
2つ目は「ものごとが途絶えること」という意味で、動いていたものごとを休止することです。
上記に共通するのは「一時的に休む」という意味です。
「休息」の使い方
「休息」は名詞として「休息する・した」「休息が必要だ」「休息時間」などと使われます。
基本的に、仕事や動作を一時的にやめて、のんびりとくつろぐことに使われる言葉です。
「休息」の例文
・『自宅でゆっくり休息をとる』
「休養」とは?
「休養」は「きゅうよう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「身体や心を休めて、気力や体力をたくわえること」という意味です。
2つ目は「体調不良の為に仕事を休み、気力や体力を回復させること」という意味で、ケガや病気などで仕事を休んでいる状態のことです。
上記に共通するのは「気力や体力を回復させる」という意味です。
「休養」の使い方
「休養」は名詞として「休養する・した」「休養を取る・取った」などと使われます。
基本的に、健康を保つ為に身体や心をゆっくりと休めることや、体調不良で仕事を休み、気力や体力を回復させることに使われる言葉です。
「休養」の例文
・『腰痛が酷いのでしばらく自宅で休養する』
「休憩」とは?
「休憩」は「きゅうけい」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「仕事や活動を一時中止して、心身の疲れを回復させること」という意味で、労働している途中で一時中止してひと息つくことです。
2つ目は「労働基準法で、労働者が勤務中に労働を中断して、一定時間心身の疲れをいやす権利が保障されていること」という意味です。
上記に共通するのは「仕事を一時中断してひと息つく」という意味です。
「休憩」の使い方
「休憩」は名詞として「休憩する・した」「休憩を取る・取った」「休憩時間」などと使われます。
基本的に、仕事や活動を少し休んで疲れを回復させることに使われる言葉です。
「休憩」の例文
・『山頂で休憩を取ってから引き返す』
「休息」と「休養」と「休憩」の違い
「休息」は「仕事や動作を一時的にやめて、のんびりとくつろぐこと」という意味です。
「休養」は「健康を保つ為に身体や心をゆっくりと休めること」「体調不良で仕事を休み、気力や体力を回復させること」という意味です。
「休憩」は「仕事や活動を少し休んで疲れを回復させること」という意味です。
まとめ
今回は「休息」と「休養」と「休憩」について紹介しました。
「休息」は「一時的にのんびりとする」、「休養」は「休んで心身を回復させる」、「休憩」は「途中で少し休む」と覚えておきましょう。