「ブランク」と「スペース」の違いとは?分かりやすく解釈

「ブランク」と「スペース」の違い生活・教育

この記事では、「ブランク」「スペース」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ブランク」とは?

「ブランク」は英語の「blank」が日本語化した言葉で、意味は以下の通りです。

1つ目は「本や紙などの空白の部分」という意味で、書類などの空いた部分や、何も書いていない紙のことです。

2つ目は「書き込み用紙」という意味で、申請書など空欄が設けてあって書き込む用紙のことです。

3つ目は「物が空っぽの状態」という意味で、空の容器や空砲、空くじなどのことです。

4つ目は「何も思い出せない状態」という意味で、ショックを受けたりして心が空っぽになる状態のことです。

5つ目は「仕事などが途切れている状態」という意味で、社会的なかかわりが途切れている期間のことです。

上記に共通するのは「空の部分」という意味です。


「ブランク」の使い方

「ブランク」は名詞として「ブランクがある・ない」「ブランク用紙」「ブランク期間」などと使われます。

基本的に、本や紙などの空白部分や空欄部分、物の中身が空の状態のこと、仕事や記憶などが途切れている状態に使われる言葉です。


「スペース」とは?

「スペース」は英語の「space」が日本語化した言葉で、意味は以下の通りです。

1つ目は「空いた場所」という意味で、何もなくぽっかりと開いている場所のことです。

2つ目は「用紙の記入欄」という意味で、紙に文章を記述する為に設けられている余白のことです。

3つ目は「コンピュータの空き容量」という意味で、コンピュータの記憶媒体の容量のことです。

4つ目は「新聞・雑誌などの欄」という意味で、ひとつの記事に配分する範囲のことです。

5つ目は「時間的な隙間」という意味で、しばらく間があくことです。

上記に共通するのは「空いた場所」という意味です。

「スペース」の使い方

「スペース」は名詞として「スペースがある・ない」「スペースを作る」「スペースを割く」「スペースシャトル」「スペースキー」などと使われます。

基本的に、立体的に空いた場所のことや、ある物の為に取ってある場所のことや、コンピュータの空き容量のことに使われる言葉です。

「ブランク」と「スペース」の違い

「ブランク」「本や紙などの空白部分や空欄部分」「物の中身が空の状態」「仕事や記憶などが途切れている状態」という意味です。

「スペース」「立体的に空いた場所」「ある物の為に取ってある場所」「コンピュータの空き容量」という意味です。

「ブランク」の例文

・『ブランクフォームに入力して送信してください』
・『今回の英語はブランクを埋める問題が多かった』
・『彼女はショックのあまりブランク状態になっている』
・『2年間のブランクを乗り越えて再就職する』

「スペース」の例文

・『このPCは内蔵HDDにほとんどスペースがない』
・『駐車スペースがいっぱいになる』
・『空いたスペースに花瓶を置く』
・『新聞の第一面にスペースを割く』

まとめ

今回は「ブランク」「スペース」について紹介しました。

「ブランク」「空白や空欄」「途切れた状態」「スペース」「立体的に空の場所」「ある物の為に取ってある場所」と覚えておきましょう。