「雄々しい」と「女々しい」と「猛々しい」の違いとは?分かりやすく解釈

「雄々しい」と「女々しい」と「猛々しい」の違い生活・教育

この記事では、「雄々しい」「女々しい」「猛々しい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「雄々しい」とは?

「雄々しい」「おおしい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「いかにも男性らしい」という意味で、見た目や振る舞いなどが正に男性らしい様子のことです。

2つめは「勇気があって頼もしい」という意味で、力強くて意志が強く、頼りがいがある様子のことです。

上記に共通するのは「勇ましい」という意味です。


「雄々しい」の使い方

「雄々しい」は形容詞ととして使われたり、副詞として「雄々しくふるまう」などと使われたり、名詞として「雄々しさ溢れる」などと使われます。

基本的に、いかにも男性らしい様子や、勇ましい様子に使われる言葉です。


「雄々しい」の例文

・『大きくなったら雄々しいヒーローになりたい』

「女々しい」とは?

「女々しい」「めめいしい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「性格や態度が気弱で頼りない様子」という意味で、主に男性に対して気が弱くて意気地がないことを言います。

2つ目は「すぐに泣き言を言ったり、めそめそする様子」という意味で、こちらもめそめそしている男性のことです。

上記に共通するのは「意地くじがない」という意味です。

「女々しい」の使い方

「女々しい」は形容詞として使われたり、副詞として「女々しく泣き出す」などと使われたり、名詞として「女々しさが鼻に付く」などと使われます。

基本的に、男性に対して気弱で頼りない様子や、すぐにめそめそする様子に使われる言葉です。

「女々しい」の例文

・『彼はいつまでも落ち込んでいる女々しい奴だ』

「猛々しい」とは?

「猛々しい」「たけだけしい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「勇ましくていかにも強そうである様子」という意味で、気合が入っていて力強そうに見えることです。

2つ目は「神経が図太い」という意味で、気持ちが豪快で図々しいことです。

上記に共通するのは「豪快である」という意味です。

「猛々しい」の使い方

「猛々しい」は形容詞とて使われたり、副詞として「猛々しく叫ぶ」などと使われたり、名詞として「猛々しさを強調する」などと使われます。

基本的に、勇ましくていかにも強そうに見える様子や、豪快で図々しい様子に使われる言葉です。

「猛々しい」の例文

・『借りパクして逆ギレ、盗人猛々しいとはこのことだ』

「雄々しい」と「女々しい」と「猛々しい」の違い

「雄々しい」「いかにも男性らしい様子」「勇ましい様子」という意味です。

「女々しい」は男性に対して「気弱で頼りない様子」「すぐにめそめそする様子」という意味です。

「猛々しい」「勇ましくていかにも強そうに見える様子」「豪快で図々しい様子」という意味です。

まとめ

今回は「雄々しい」「女々しい」「猛々しい」について紹介しました。

「雄々しい」「男らしい」「女々しい」「意気地のない男性」「猛々しい」「豪快で強そう」と覚えておきましょう。