この記事では、「紫外線」と「ブルーライト」と「赤外線」の違いを分かりやすく説明していきます。
「紫外線」とは?
太陽に含まれる光のうち、可視光線よりも波長が短いものです。
人間の目では見ることができません。
波長の違いによってUVA、UVB、UVCに分けられます。
この光線を無防備に浴び続けると、皮膚でメラニン色素が作られて日焼けをしたり、シミができたりします。
また、皮膚のコラーゲンやエラスチンにダメージを与えて、シワの原因にもなります。
この光線の肌への影響を防ぐためのものに日焼け止めがあります。
この光線を反射させて防ぐものと、肌表面でエネルギーを吸収して肌への影響を防ぐものとがあります。
衣服も通過をします。
しかし、衣服の色によって透過率が異なり、透過率が低いものは黒、透過率が高いものは白です。
季節によってこの光線の量が異なり、5月ころから9月ころにかけて多くなります。
「紫外線」の例文
・『紫外線を防ぐ』
・『紫外線が強い』
「ブルーライト」とは?
波長が380~500nmの光のことです。
可視光線の中では、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っています。
パソコン、スマートフォン、テレビなどからは、多くの量が発生されています。
人間には体内時計が存在しています。
地球の時点とややずれており、毎日光を浴びることでずれが解消されています。
この光には体内時計を整える働きがあります。
しかし、それは朝に浴びた場合です。
本来太陽が出ていない時間帯に浴びると体内のリズムを乱します。
この光を見続けると目が疲れてきます。
目の疲れによって、頭痛や肩こりが引き起こされることもあります。
目に入るこの光を防ぐための眼鏡が販売されています。
肌には酸化ストレスを与えるといわれています。
「ブルーライト」の例文
・『ブルーライトを防ぐ』
・『ブルーライトの影響』
「赤外線」とは
可視光線の赤色よりも波長が長いものです。
人間の目では見ることができませんが、蛇の一種や昆虫は感知することができます。
この光線はヒーターに利用されています。
ハロゲンヒーターはこれを利用しています。
熱の伝わり方は物体によって異なり、 その他には、通信やリモコン、調理などに使用されています。
これで焼き芋などを作るとおいしいといわれています。
じっくりと熱が伝わり、さつま芋が甘くなります。
人間など熱を持つ物体も、この光線を出しています。
「赤外線」の例文
・『赤外線を利用する』
・『赤外線を使って温める』
「紫外線」と「ブルーライト」と「赤外線」の違い
これら3つは波長が異なります。
波長が短い方から「紫外線」「ブルーライト」「赤外線」となります。
「紫外線」と「赤外線」は可視光線の外側の波長、「ブルーライト」は可視光線です。
波長が違えばエネルギーも違い、人間に与え影響や利用方法が異なります。
まとめ
どれも太陽に含まれている光ですが、それぞれ波長が異なります。