この記事では、「在宅ワーク」と「内職」と「在宅勤務」の違いを分かりやすく説明していきます。
「在宅ワーク」とは?
在宅で仕事をすることで、個人事業主になっている場合と会社に雇用されている場合があり、クラウドソーシングサービスの利用は個人事業主ということができます。
クラウドソーシングサービスは「在宅ワークの紹介」などという言葉を使っています。
基本的にはパソコンを使用した仕事が大半となっており、家に書類があるというケースの仕事はかなり少なくなっています。
会社内での勤務と異なりパソコンの使用に関わる電気代や通信費用は自分で払う必要がある、最低賃金の問題があることの面から、副業の域は抜けないと言えます。
「内職」とは?
本職とは別の収入を得るためにする仕事、主婦が隙間時間に収入を得るための仕事などで、シールを貼る仕事や、袋詰、宛名書きなどが主な仕事であり、パソコンを使わないものでは一定のスペースが必要となります。
個人事業主ではなく、雇用契約を結ぶケースもあるものの、歩合制のものがあり、賃金はかなり安くなっています。
また、工場が近くにあるかどうかなどで募集の条件があることなども特徴と言えます。
紙加工品製造業最低工賃などジャンルごとの最低工賃が定められており、最低賃金における時給体型とは異なっている点も注意すべき点と言えます。
出来高払いの仕事であることが多く、一応自由な時間で勤務できるもののそれほど自由に休めるわけではないことも確かです。
「在宅勤務」とは
一般の会社に雇用されて、その会社の仕事を自宅で行うことを指し、テレワークともいいます。
昨今のコロナウイルスの問題でより広がった形態といえます。
賃金は会社で定められたものになっており、最低賃金を上回っている点や、各種手当がありうることなど、メインの仕事として勤めるには最も適した形態ですが、望んで在宅勤務が出来るとは限りません。
パソコンを使うケースが多くなりますが、パソコンが支給されるかは会社次第と言えます。
通信費の支給も一般的とは言えません。
なお、クラウドソーシングサービスは在宅勤務とは言いません。
「在宅ワーク」と「内職」と「在宅勤務」の違い
待遇、賃金的な面で副業の域にとどまっているのが在宅ワークと内職で、特に在宅ワークは月によって仕事量の差が激しいことがあります。
内職は仕事量が安定できるケースがありますが出来高払いの仕事が多くなります。
在宅勤務は会社勤務を自宅で行えるもので、待遇的に最も優れたものとなっています。
ただし時間的な自由は一般的な仕事のためあまりないとも言えます。
まとめ
在宅ワークと内職と在宅勤務は選択してできるのが在宅ワークと内職ですが賃金はあまり高くありません。
賃金が高く安定している在宅勤務は会社の状況によって行われており、今後コロナウイルスの状況によって変動することも考えられます。
ただし通勤ラッシュ、都市一極化を防ぐ目的で在宅勤務自体は推進されてはいます。