「グラム」と「ミリリットル」と「ミリグラム」の違いとは?分かりやすく解釈

「グラム」と「ミリリットル」と「ミリグラム」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「グラム」「ミリリットル」「ミリグラム」の違いを分かりやすく説明していきます。

「グラム」とは?

質量の単位で、国際単位系 (SI) において、キログラム の1000分の1の質量と定義されています。

(1000グラム=1キログラム)日本で取引される食材は100グラム単位とされていて、100グラムあたりの価格と実際の重量をかけ合わせて販売しています。

日常で使う重さの単位としてはかなり小さい部類で、体重がグラム単位で減るというのは誤差のレベルととらえられ、レース用の自動車はグラム単位での軽量化を目指すものもあります。

チューブ状の薬の内容量はグラムで表記されます。

なお、グラムという言葉はギリシア語の「書く」から派生したものがありこちらは重さという意味合いはなくダイアグラム、プログラム、フォトグラムなどかなり広い範囲で使われている言葉となっています。


「ミリリットル」とは?

1リットルの1000分の1という意味で、ccと同じ数値、意味で使うことができますが自動車の排気量などはccで表記されており、身近に使われている例としては缶ジュースやビン飲料、塗料などはミリリットルで表記されています。

量として考えると模型用の塗料で10ミリリットル程度からとなっており、注射が1ミリリットル程度の単位で扱われるものとなっていますが、一般家庭で1ミリリットルを測ることはほぼ無く、それに近い数値として使うことがあり得る調味料などは一滴、二滴と言った単位で表現されています。


「ミリグラム」とは

1/1000グラムのことでメートル法の重さの補助単位となっています。

排ガスの有害物質の含有量、医薬品の成分の含有量などに使われますが、家庭内でミリグラムの単位を使うことは軽すぎてまずなく、ミリグラムまで測れるタイプのはかりは一般的ではありません。

宝石の1カラットは200ミリグラムとなっていて、1カラットよりも1ミリグラムは小さいということができます。

人間の手だけで扱えるサイズではないことは明らかです。

「グラム」と「ミリリットル」と「ミリグラム」の違い

グラムとミリリットルとミリグラムは国際単位系で使われている単位で、グラムとミリグラムは質量の単位、ミリリットルは体積の単位となっています。

ミリグラムとミリリットルのミリは1/1000という同じ意味で、ミリリットルは1リットルの1/1000、ミリグラムは1グラムと1/1000となります。

1グラムのもの自体人間のサイズから見てかなり小さな物となっているため、1ミリグラムや1ミリリットルのものはさらに小さなものと言えます。

まとめ

「グラム」「ミリリットル」「ミリグラム」では一般に馴染みがあるのはグラムとミリリットルと言え、肉や魚はグラム単位で売られており、飲み物はミリリットル単位が容器に記載されています。

ミリグラムは一般家庭では医薬品などで見るケースはあります。