この記事では、「人気」と「知名度」と「認知度」の違いを分かりやすく説明していきます。
「人気」とは?
世間一般の評判、多くの人から好かれることという意味で人気のある人を指す人気者、人気がとてもあるという意味の大人気、人気がないという意味では不人気などの使い方があります。
人気は得たいと思っていても得られるものではなかったり、実力と人気は別物という味方があるなど、人間が自由に出来ることではない部分があるものではありますが、人気がつくことは人、商売、人の目を引く仕事にとって明らかに強みとなり、人気が人気を呼ぶというケースもあります。
なお、人をメインに使う言葉ですが、犬に人気のドッグランなど、多少動物に対して使うことが可能です。
現在のところロボットは人に対して人気を感じる機能まではありません。
「知名度」とは?
会社や商品などものや人などが、どれだけ世間に知られているかという意味合いで、好き、嫌いという観点までは入っておらず、嫌われていて知名度が高いということもありえ、不祥事を起こした芸能人や政治家などは悪い方向で知名度が高いと言えます。
商品はポジティブな方向で知名度を得ることが人間の場合よりは多いですが、まずいことが話題になった飲料などの知名度の上がり方はネガティブな例と言えるでしょう。
テレビCM、インターネット広告などは知名度を上げる手段として用いられていますが、インターネットの検索連動型広告であるリスティング広告は、状況によっては広告の対象を知っている人が検索するケースもあり、決定的に知名度を上げるものかはやや不明な部分があります。
「認知度」とは
商品で言えばどんな商品であるか、機能やデザインなどをどれだけ知られているかという意味で、企業や人にも当てはめることが出来ます。
飲料であれば味や製法、容器デザイン、車であればデザインやエンジン性能、何人乗りであるか、どんな装備があるかなどを知っていると認知度が高いと言えますが、名前だけを知っているケースでも認知度はあるということが出来ます。
企業としてはより認知度を高めてもらうと購買意欲につながると言えます。
ファンが応援している人をより深く知ろうとするのと同じ方向です。
商品や企業ひとつひとつに調査が可能です。
「人気」と「知名度」と「認知度」の違い
人気が高いということは多くの人に支持されているということで、認知度や知名度も高いと言えます。
一方悪評ひどい人は知名度と認知度が悪い意味で高くなってしまいます。
ただし悪い評判の人はそこまで深く知ろうという気にならないケースもあり、消費活動にも繋がりにくく、人気があるものの認知度よりは認知度が低くなる傾向があります。
まとめ
人気と知名度と認知度はある程度密接に結びついており、人気がないものは知名度、認知度も低いケースが一般的ですが、前述の通り悪いことで有名になると人気がないまま知名度と認知度が上がってしまいます。