「会心」と「痛恨」と「快心」の違いとは?分かりやすく解釈

「会心」と「痛恨」と「快心」の違い生活・教育

この記事では、「会心」「痛恨」「快心」の違いを分かりやすく説明していきます。

「会心」とは?

「会心」「かいしん」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「ものごとが期待通りに終わって満足すること」という意味で、自分の思い通りにものごとが進み、満ち足りた気持ちになることです。

2つ目は「納得すること」という意味で、見たり聞いたりしてなるほどと思い、受け入れることです。

上記に共通するのは「心にかなう」という意味です。


「会心」の使い方

「会心」は名詞として「会心の笑み」「会心の当たり」「会心の出来栄え」などと使われます。

基本的に、ものごとが期待通りになって満足することや、心で納得して受け入れることに使われる言葉です。


「会心」の例文

・『プレゼンがうまく行って会心の笑みを浮かべる』

「痛恨」とは?

「痛恨」「つうこん」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「非常に残念がること」という意味で、悔やんでも悔やみ切れないほど惜しいと思うことです。

2つ目は「大変うらめしく思うこと」という意味で、その様なことがなければ良かったと後々までうらむことです。

上記に共通するのは「悔やんでも悔やみ切れない」という意味です。

「痛恨」の使い方

「痛恨」は名詞・形容動詞として「痛恨だ・である」「痛恨に思う」「痛恨のミス」「痛恨の一撃」などと使われます。

基本的に、悔やんでも悔やみ切れないほど残念に思うことや、終わったことに対してうらめしく思うことに使われる言葉です。

「痛恨」の例文

・『彼は最も大切な場面で痛恨のミスをした』

「快心」とは?

「快心」「かいしん」と読みます。

意味は、「気持ちの良いこと」で、すっきりとして清々しい気持ちになることです。

「快」「こころよい」とも読み「気持ちがよい」「胸のすくような感じ」という意味、「心」「こころ」とも読み、「気持ち」という意味、「快心」「胸のすくような良い気持ち」になります。

「快心」の使い方

「快心」は名詞として「快心を得る・得た」「快心の逆転」「快心の光景」「快心の出来事」などと使われます。

基本的に、すっきりと気持のよいことに使われる言葉です。

「快心」の例文

・『富士山頂から拝む初日の出は正に快心の光景だ』

「会心」と「痛恨」と「快心」の違い

「会心」「ものごとが期待通りになって満足すること」「心で納得して受け入れること」という意味です。

「痛恨」「悔やんでも悔やみ切れないほど残念に思うこと」「終わったことに対してうらめしく思うこと」という意味です。

「快心」「すっきりと気持のよいこと」という意味です。

まとめ

今回は「会心」「痛恨」「快心」について紹介しました。

「会心」「満足する」「納得する」「痛恨」「悔やんでも悔やみ切れない」「快心」「すっきり気持ち良い」と覚えておきましょう。