「名言」と「至言」と「金言」の違いとは?分かりやすく解釈

「名言」と「至言」と「金言」の違い生活・教育

この記事では、「名言」「至言」「金言」の違いを分かりやすく説明していきます。

「名言(めいげん)」とは?

「名言」とは、物事の本質や人生の真実などをうまく言い当て、感心させられるような優れた言葉のことを言います。

「名言」を使った例文をいくつかご紹介します。

『偉人たちの数々の名言は心に響くものばかりだ』、『私には座右にしている名言があります』、『この名言は私に勇気と希望を与えてくれる』「名言」の類語としては、「名句」「格言」、または「ことわざ」などがあります。


「至言」とは?

「至言(しげん)」とは、真理、真実を的確に言い当て、道理にかなう言葉のことです。

「至言」が使われている例文をいくつか挙げてみます。

『どの至言も、誰もがなるほどと納得させられるような説得力がある言葉ばかりだ』、『この言葉は至言として、長い間語り継がれてきている』、『数々の至言から、人生の真実を読み解く』「至言」と似たような言葉は、「寸言」「箴言(しんげん)」、あるいは「美言」などです。


「金言(きんげん)」とは?

「金言」とは、真理を簡略して言い表した、人生の模範とするべき価値のある言葉のことです。

「金言」を用いた例文をいくつか見てみましょう。

『私は金言集を読むのを日課としている』、『ある人から聞いた金言が今でも心に残っている』、『私はこの金言をきっかけに、新たな人生をスタートすることができた』「金言」の類似語は、「警句」「アフォリズム」、他にも「金句」などが挙げられます。

「名言」と「至言」と「金言」の違い

「名言」とは、物事の本質や人生の真実などをうまく言い当て、感心させられるような優れた言葉のことです。

「至言」は、真理、真実を的確に言い当て、道理にかなう言葉のことを言います。

また、「金言」は、真理を簡略して言い表した、人生の模範とするべき価値のある言葉のことを表します。

「名言」はなるほどと感心させられるような言葉のことで、「至言」は的確に言い当てた言葉のことを言います。

また、「金言」は人生の模範としたい言葉なので、これらの点が異なっています。

まとめ

人生の分岐点に立った時、あるいは進むべき道が分からなくなった時など、「名言」「至言」、あるいは「金言」からそのヒントをもらえることがあります。

これらの言葉を自分の人生の指針にする場合もあるでしょう。

世界の偉人たちが残した言葉は、捉え方は違っていても、ある共通点を見つけることができます。

それが真理と言われるものになるのでしょうし、そこから外れないように生きていくことが重要になってきます。

まずは思考を変えることで、周りの状況も変わっていきます。

また、自分が変化していくことで、「名言」「至言」、または「金言」から受ける印象や捉え方も変わっていくでしょう。

その時々の自分で感じ、心に残る、あるいは響いたりする言葉を参考にして、自分らしい生き方をしていきたいものです。