「合意」と「決定」と「同意」の違いとは?分かりやすく解釈

「合意」と「決定」と「同意」の違い生活・教育

この記事では、「合意」「決定」「同意」の違いを分かりやすく説明していきます。

「合意」とは?

合意とは、ごういという読み方をすべき言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば直ぐに理解出来ますが、あうやあわせるといった意味の合の漢字に、考えや気持ちといった意味がある意の漢字を組み合わせる事で成立した言葉となっています。

だからこそ合意は、お互いの意思が一致する、という意味を表すのです。


「合意」の言葉の使い方

合意は、意見が一致するという意味で使われる言葉となっています。

様々な意見や提案が行われながら、互いに譲歩したりして決定する様を、この合意という言葉を使用して表現するのです。


「決定」とは?

決定とは、けっていという読み方をする言葉となっています。

文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事となりますが、きめるとかきっぱりと等の意味を持つ決の文字に、さだめるとか決めるという意味を有する定の文字を付け足す事で生まれた言葉です。

そのため決定は、物事を明確に決めるという意味を示します。

「決定」の言葉の使い方

この決定という言葉は主に、物事をはっきりと決める、という意味で用いられているのです。

最終的な意思を決断したり、明確な結論を下すという意味合いで、この決定という言葉が使用されています。

「同意」とは

同意とは、どういという読み方をすべき言葉です。

漢字表記されたこの言葉を見れば直ぐに合点が行く事でしょうが、おなじとか他者との考えに合わせるといった意味がある同の漢字に、心の中の思いとかわけ等の意味を所有している意の漢字を加える事で完成した言葉となっています。

なので同意は、他人の意見や考えに賛成するという意味を表現するのです。

「同意」の言葉の使い方

同意は、他人の言った意見や考えに賛同するという意味で使用される言葉となっています。

つまり自分の意見ではなく、相手の意見を受け入れるという意味を示すのです。

「合意」と「決定」と「同意」の違い

合意と決定と同意は、文字を見比べても分かる様に3つ全てに共通している漢字はありません。

合と決と同と全て最初に違う漢字が使われていますが、合意と同意の2文字目は同じ意の漢字が使われている点がややこしいです。

とはいえ表現する意味合いには違いがあるので、その点を踏まえれば使い分けで間違う事はないと言えます。

ちなみに合意は、お互いの意思が一致し納得するという意味を表すのです。

決定は、物事をはっきりとした形で決めるという意味を示します。

同意は、他者の意見とか考えに賛成するという意味を表現するのです。

まとめ

3つの言葉は全てに共通する漢字はありませんが、合意と同意には見ての通り同じ意の漢字が使用されています。

所が最初の文字は決定を含めて、3つの言葉共に違うため、示す意味合いにも相違点が生じているのです。

まず合意ですが、他者と互いの意見や思惑が一致する、という意味に使われる言葉となっています。

次の決定は、物事をはっきりとした形で決めるや決まる、という意味に用いられているのです。

最後の同意は、他の人の考えや意見に賛同して受け入れる、という意味に使用されています。