この記事では、「セミリタイア」と「アーリーリタイア」と「fire」の違いを分かりやすく説明していきます。
「セミリタイア」とは?
「セミリタイア」は「仕事を定年い退職する前に退職して、それまで蓄えた貯金や資産を使い、適当に仕事をしながら自分のライフスタイルを楽しむこと」という意味です。
仕事がメインの生活をやめて、貯金や資産を崩しながら自由な生活を楽しみ、ほどほどに収入を得て暮らすライフスタイルです。
「セミ」は英語の「semi」で、「半分」「半ば」「やや」という意味、「リタイヤ」は英語の「retire」で、「退職する」「引退する」という意味、「セミリタイア」で「半分引退すること」になります。
因みに、全て貯金に頼り、全く収入を得ずに自由気ままに生活することを「完全リタイア」と言います。
「セミリタイア」の例文
・『彼はセミリタイアしてバーを開いて生活している』
「アーリーリタイア」とは?
「アーリーリタイア」は、「会社などメインとしている仕事から定年を待たずに退職すること」という意味です。
日本の企業の多くは65才前後で定年になるのですが、「アーリーリタイア」は30代~50代の人が退職することです。
会社の経営状態が悪くなり、「早期優遇退職制度」が出ることもありますが、多くの場合はその様な制度がなかったり、条件に満たない人が退職することになります。
「アーリーリタイヤ」は「早期退職」の総称であり、その後の生活スタイルにより上記で紹介した「セミリタイア」と「完全リタイア」に分けられます。
「アーリーリタイア」の例文
・『彼はアーリーリタイアして田舎に帰るそうだ』
「fire」とは?
「fire」は「ファイヤー」と読みます。
意味は「解雇すること」で、従業員をクビにすることです。
「fire」は英語で名詞の場合は「火」「火災」「発砲」などの意味になりますが、動詞の場合は「火を付ける」「火災が発生する」「発砲する」の他に、「解雇する」「クビにする」という意味があります。
「fire」の由来には諸説ありますが、1つ目は「fire」に「放つ」「放り出す」という意味があることから「お前を放り出す」→「会社から追い出す」→「クビにする」になったという説です。
2つ目は「不要な人の机を取り外して燃やす」という意味から「お前の居場所はない」→「クビにする」になったという説です。
「fire」の例文
・『You’re fired. (君はクビだ)』
「セミリタイア」と「アーリーリタイア」と「fire」の違い
「セミリタイア」は「仕事を定年い退職する前に退職して、それまで蓄えた貯金や資産を使い、適当に仕事をしながら自分のライフスタイルを楽しむこと」という意味です。
「アーリーリタイア」は「会社などメインとしている仕事から定年を待たずに退職すること」という意味です。
「fire」は「解雇すること」という意味です。
まとめ
今回は「セミリタイア」と「アーリーリタイア」と「fire」について紹介しました。
「セミリタイア」は「ほぼ引退」、「アーリーリタイア」は「早期退職」、「fire」は「クビ」と覚えておきましょう。