「繋ぐ」と「継ぐ」の違いとは?分かりやすく解釈

「繋ぐ」と「継ぐ」の違い生活・教育

この記事では、「繋ぐ」「継ぐ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「繋ぐ」とは?

「繋ぐ」にはいくつかの意味があり「継ぐ」と混同されがちな意味としては、絶えず長くもたせるために間をなくすという意味や、別々に分かれていたものを結び合せるという意味です。

先の者が終わり本来次にあたる者が始まる前の間をどうにかして埋めるモノを用意したり、実際に自分でその間を埋めることを「繋ぐ」と言います。

この場合「繋ぐ」ことをしているのは間に合わせであり、先に終わった者を引きついでいるわけではありません。


「継ぐ」とは?

「継ぐ」とは前に何か物事を持っていたりしていた人から受けて続けていくことを指します。

前に持っていた人から受け取ることを「継ぐ」と言われるものは非常に多く、業務に肩書のような社会的なものであったり物品や金銭といった物理的なものに意志や思想と言った考えまで様々です。

そういったモノを前の人から相続することが「継ぐ」ことであり、「継ぐ」ものにもよりますが正当に継いだ人は前の人の正式な後継者として認められます。


「繋ぐ」と「継ぐ」の違い

「繋ぐ」「継ぐ」の違いを、分かりやすく解説します。

先に何かをしていたり持っていた人から誰かが正式にそれを受けるまで間をもたせることが「繋ぐ」で、そういったをものを引き受けることが「継ぐ」です。

「繋ぐ」のは本来それの後続に予定されていない人であったり間に合せであることが多いですが、「継ぐ」のは基本的に前の人からそれを正式に受けとれる立場にある人で、継いだ場合は責任や権利も多くの場合その人のものになります。

まとめ

絶え間なく続けさせないといけないようなものは本来「継ぐ」ことができる人が来るまで間に合わせで誰かが「継ぐ」ことも多く、その間に合せや間に合せをしている人が「繋ぐ」と言われます。

一時的でその場しのぎな間に合せなら「繋ぐ」で、正式かつちゃんと引き受けることが「継ぐ」と区別すると良いでしょう。