「等身大」と「実物大」の違いとは?分かりやすく解釈

「等身大」と「実物大」の違いとは?生活・教育

実物と同じ大きさのことを「等身大」と言いますか、それとも「実物大」と言いますか。

この記事では、「等身大」「実物大」の違いを分かりやすく説明していきます。

「等身大」とは?

肖像、彫像などが人の体と同じ大きさであることです。

飾ったり貶めたりしていない有りのままの姿という意味もあります。


「実物大」とは?

実物と同じ大きさであることです。

原寸大とも言います。


「等身大」と「実物大」の違い

「等身大」「実物大」の違いを、分かりやすく解説します。

「等身大」「実物大」は両方ともモデルになった実際の物と同じ大きさであるという意味では同じですが、何を模倣しているかが違います。

「等身大」は人の体や動物を模倣するときにだけ使い、「実物大」は人以外のものを模倣するときに使います。

「等身大」の例文

「等身大」の例文を紹介していきます。

・『私は彼の等身大パネルをどうしても見たいと思っています』
パネルとは写真やポスターなどを貼った板でモデルとなる人物と同じ顔の大きさ、同じ身長で作ったものを等身大パネルと言います。

実際にはなかなか会えない芸能人やアニメのキャラクターでも作られることが多く、近くにいるかのように感じられます。

人をモデルにしているときはあまり「実物大」とは言い換えられません。

「実物大」の例文

「実物大」の例文を紹介していきます。

・『この宇宙船の模型は実物大のようです』
実際には持って来られず展示が難しいものを「実物大」にして作られることは多いでしょう。

宇宙船は人ではないのであまり「等身大」とは言い換えられません。

まとめ

「等身大」「実物大」は両方とも実際のものと同じ大きさという意味では同じですが何を模倣しているかが違います。

「等身大」「実物大」も実際には見られないけれど、とても実物に近い状態に作られているため本当に会えたような錯覚に陥ります。

会いたいけれど会えない、見られない場合は「等身大」「実物大」を探してみましょう。