この記事では、「新築内覧会」【しんちくないらんかい】と「見学会」【けんがくかい】と「展示会」【てんじかい】の違いを分かりやすく説明していきます。
「新築内覧会」とは?
新しく建てた家の内装を見たり、部屋の大きさ、どのような仕上がりになったか見るのが目的です。
内覧会では家の基礎から全体の構造までよく熟知している住宅会社の社員が付き添うため、質問すれば的確な情報を答えてくれます。
この「新築内覧会」は、すでに購入契約して、建てた家を点検するのが目的です。
買い主が家の中に入り、実際に部屋の広さを見ます。
もし、どこか不都合があれば直させ、壁紙が気に入らなければ違うものに変えることがあります。
このように、「新築内覧会」はより理想的な家にするため手入れ直しする所を見つけることが目的です。
「見学会」とは?
家を購入したいと思う人を集めて、すでに建っている家の部屋の広さやキッチンの使いやすさ、リビングに寝室などの内装見て周り、購買意欲を高めるのが「見学会」です。
家を買い、住んでみたいと思う気持ちがある人が参加しますので、もし家が気に入れば契約する人もいます。
見学する家は住宅会社がすでに用意しているもので、中には家電製品が置いてあったり、照明がつく状態であるためスイッチを押し、実際に点灯できます。
実際にキッチンに立ち、シンクの高さはどのくらいか、風呂のバスタブの大きさを体験できるのも「見学会」の魅力です。
見学する人が求めるような機能性と性能に溢れたニーズを満たす家ばかりで、流行している色、模様の壁紙や床、シンク、バスタブを見学できます。
「展示会」とは?
気軽に見たり、触れたりして体験できるのが「展示会」です。
広い場所に複数の家が展示してあり、いいなと感じる建物の中に入り、自由に内覧できるのが「展示会場」の魅力です。
展示会場には様々な造りや広さの家が建っており、理想とするものに近い建物に入り、中を見学するのが目的の「展示会」には世界各地から集められた製品、商品を体験できるものまであり、より多くの人が来場するための工夫が見られ、家の「展示会」では子供連れの家族が来てもらえるようイベントで来場者を集めます。
そんな「展示会」は誰でも自由に参加できるため、最初は購入しようと思っていなかった人でも展示物を見ることで「買ってみよう」という気持ちになるわけです。
「新築内覧会」と「見学会」と「展示会」の違い
自分たちが契約して建てた家の内覧を見学するのが「新築内覧会」で、「見学会」は家を購入したいなと思う人がどのような建物があるのか実際に建物内部に入り、体験するのが「見学会」、「展示会」はまだそんなに家を購入する時期ではないけど、興味はあるから展示してある建物を見てみようと行くところに違いがあります。
「新築内覧会」する建物は購入者が所有する建物ですが、「見学会」と「展示会」での建物は住宅会社が所有するものという違いも見られます。
まとめ
新築の家を建てたとき、購入者は今一度本当にその造りや内装でいいか調べる意味でも「新築内覧会」に行きますが、「見学会」と「展示会」はこれから家を建てるための下見という意味の違いがあります。
納得いく家づくりにするためにも、購入前の行動はとても大切なことなのです。
