この記事では、「弱い」と「か弱い」と「ひ弱い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「弱い」とは?
「弱い」は、比較対象があり、比較対象と比べて劣る物のことです。
この劣るという部分は、性能が優れていないことや構造上強度が足りないことを意味し、「弱い」は単純に構造上の強度が足りないことや、性能が低いことです。
よってどの程度、強度が無いか、性能が低いかについては言及しません。
「か弱い」とは?
「か弱い」は、か細く弱弱しいという意味でほっそりとしているが故、構造上強度が無いという解釈します。
また、「か弱い」は、可愛らしい外見であるが故頑丈ではないという意味もあります。
ただ、この言葉は、見た目で判断する場合と実際に対象を見て実感して言う場合があるため、見た目が可愛らしい外見でもものすごく頑丈な人物だったり体がムキムキだったりすることもあるので必ずしも対象となる人物が貧弱であるとは限りません。
「ひ弱い」とは
「ひ弱い」は、対象となる者が貧弱で弱弱しいことです。
つまり、筋肉不足だったり、頼りにならない行動や言動の人物のことを「ひ弱い」と呼びます。
「弱い」と「か弱い」と「ひ弱い」の違い
「弱い」と「か弱い」と「ひ弱い」の違いですが、「弱い」という言葉だけがどのように貧弱であるかを述べていません。
よって、「弱い」は、貧弱や耐久性が無いとだけ言われていますが肝心の様子が分かりません。
一方、「か弱い」と「ひ弱い」は、様子をしっかりしめていして「か弱い」は、可愛らしくて貧弱であるかか細くで貧弱であることですが、「ひ弱い」は貧弱となりこれは見た目がすでに弱弱しいと様子がバッチリわかっています。
よってこの3者の言葉の違いは、「弱い」だけが様子を表しておらず、「か弱い」は、可愛らしい外見で貧弱そう、「ひ弱い」は、すでに見た目で貧弱そうという違いがあります。
まとめ
「弱い」については、どちらかというと事実を述べており、比較対象と比べると貧弱であるという事実のみを述べています。
その上で、「か弱い」と「ひ弱い」は、どの様に貧弱であるかを述べており、「か弱い」は、可愛らしくて貧弱に見えるかか細くて貧弱に見えることになり、「ひ弱い」は見てわかるくらい貧弱であるという違いがあります。
「か弱い」については、可愛らしい外見やか細いという外見ですが、実際に対象が弱いとは言い切れません。
細い体でもマッチョかもしれませんし、そもそもマッチョが強いとも限りません。
病気になりやすい可能性もマッチョの方にはありますし、貧弱な体でも病気にならない方もいるため、「弱い」と述べるのは早急すぎます。
「ひ弱い」というのは、肉体が貧弱であるということを述べていますが、病気には強い可能性も否定できないので「ひ弱い」という言葉も実は病気に対して耐性がものすごく可能性がありますので、この言葉も、肉体が弱いというだけで実際には病気だったり何かに対する体制がものすごく強い場合、マッチョの方よりも頑丈な体であると言えるので実の所「弱い」という言葉だけが真実で貧弱ですべてが劣ると述べているのです。