「余力」と「余裕」と「油断」の違いとは?分かりやすく解釈

「余力」と「余裕」と「油断」の違い生活・教育

同じ意味のように思えて、実際にはそれぞれ異なった意味を持つ「余力」「余裕」「油断」

この記事では、「余力」「余裕」「油断」の違いを分かりやすく説明していきます。

「余力」とは?

「余力」は、余った力と書く通り、あることを行い、それでもなお余っている力を意味する言葉です。

「余力がある」「余力がない」といった形で用いられます。

「余力」の例文

・『予選ということもあり、十分に余力を残したままゴールすることができました』
・『自分の仕事が終わり、それでも余力が残っていれば、そちらのお手伝いもさせて頂きます』

「余裕」とは?

「余裕」は、余りが残っていることを意味します。

必要とされる分以上に余りがある状態が「余裕」で、限度いっぱいまでにも十分に余りがある状態となります。

そのほか、実質的に目に見えるようなものに対してだけではなく、心のゆとりや落ち着きなどに対しても「余裕」という言葉が用いられます。

「余裕」の例文

・『今回のライブは、まだ、席に余裕があるため、お時間があればぜひ、いらしてください』
・『余裕を持って行動することで、ミスを防ぐことが可能です』

「油断」とは?

「油断」は、注意を怠ることを意味します。

ただ単に注意を怠るのではなく、物事を軽視し、大丈夫だろう、これぐらいはどうでもない、といったように安易に考え気を許すことが「油断」となります。

そして、「油断」した結果、悪い結果となってしまうこととなります。

「油断」の例文

・『相手チームが弱小チームだと油断したばかりに想像以上に点を取られ焦りました』
・『滑り止めの学校だということで、油断した結果、不合格になってしまいました』

「余力」と「余裕」と「油断」の違い

「余力」は、余った力を意味します。

何かを行った後、それでもなお残っている力が「余力」です。

「余裕」は、必要とされる分以上に余りがある状態を指すほか、心にゆとりがあることを意味します。

「油断」は、物事を軽く見て注意を怠ることを意味します。

「余力」「余裕」の意味は非常に使い関係にあります。

それぞれ余っている力を指す言葉ですが、その余っている力において違いがあります。

「余力」は何かを行った後、それでもなお残っている力となり、「余裕」は、初めから必要以上にある状態を意味します。

この点は大きな違いです。

また、「油断」においては、物事を軽く見た結果、失敗してしまうといった意味があり、自分では「余力」「余裕」があると思っていて手を抜いた結果、失敗に終わってしまうことを意味します。

このような違いが、この3語にはあります。

まとめ

以上が3語の違いです。

「余力」「余裕」の意味は近い関係にあり、どちらもゆとりがある状態を意味します。

そのうえで、それら、ゆとりがあると思い手を抜いてしまうことを「油断」という、そのような関係性が、この3語にはあります。