この記事では、「感銘」と「感動」と「感激」の違いを分かりやすく説明していきます。
「感銘」とは?
「感銘」は「かんめい」と読みます。
意味は「ずっと忘れられないほど深く心に刻み付けること」という意味で、あまりに深く感じてずっと心に残ることです。
「感」は「外部の物に触れて生じる心の動き」という意味、「銘」は「心に刻み付けて忘れない」という意味、「感銘」で「外部の物に触れて生じる、忘れられないほどの心の動き」になります。
「感銘」の使い方
「感銘」は名詞として「感銘する・した」「感銘を受ける」「感銘の声」などと使われたり、副詞として「感銘してブログを書く」などと使われます。
基本的に、あるものごとを見たり聞いたりして、忘れられないほど深く心に刻み付けることに使われる言葉です。
「感銘」の例文
・『ノンフィクション作品を読んで深く感銘する』
「感動」とは?
「感動」は「かんどう」と読みます。
意味は「あるものごとに強く心を動かされること」で、あることに素晴らしいと感じて強く心に衝撃を受けることです。
「動」は「うごく」と読み、「衝撃を受けて揺れる」という意味、「感動」で「外部の物に触れて衝撃を受け、心が揺れること」になります。
「感動」の使い方
「感動」は名詞として「感動する・した」「感動の再会」などと使われたり、副詞として「感動して泣く」などと使われたりします。
基本的に、あるものごとを見たり聞いたりして衝撃を受け、心が揺さぶられることに使われる言葉です。
「感動」の例文
・『人命救助をした犬の話に感動する』
「感激」とは?
「感激」は「かんげき」と読みます。
意味は「強く心に感じて気持ちがたかぶること」という意味で、ものごとに強く衝撃を受けて、興奮する様子のことです。
「激」は「はげしい」とも読み、「強く勢い立たせる」「感情を突き動かす」という意味、「感動」で「外部の物に触れて衝撃を受け、感情を突き動かすこと」になります。
「感激」の使い方
「感激」は名詞として「感激する・した」「感激の涙」などと使われたり、副詞として「感激して泣く」などと使われます。
基本的に、あるものごとを見たり聞いたりして衝撃を受け、気持ちがたかぶることに使われる言葉です。
「感激」の例文
・『チームが初優勝して感激のあまり皆で泣いた』
「感銘」と「感動」と「感激」の違い
「感銘」は「あるものごとを見たり聞いたりして、忘れられないほど深く心に刻み付けること」という意味です。
「感動」は「あるものごとを見たり聞いたりして衝撃を受け、心が揺さぶられる」という意味です。
「感激」は「あるものごとを見たり聞いたりして衝撃を受け、気持ちがたかぶること」という意味です。
まとめ
今回は「感銘」と「感動」と「感激」について紹介しました。
「感銘」は「深く心に刻む」、「感動」は「心が揺さぶられる」、「感激」は「気持ちがたかぶる」と覚えておきましょう。