この記事では、「予感」と「直感」と「予想」の違いを分かりやすく説明していきます。
「予感」とは?
「予感」は「よかん」と読みます。
意味は、「前もって何かがおこりそうだと心にふと思うこと」です。
良いこと、悪いことに限らず、何かいつもとは違うことが起こりそうだと、漠然と心に思うことです。
「予」は「あらかじめ」とも読み「前もって」という意味、「感」は「外部の物に触れて心が動くこと」という意味、「予感」で「前もって何かに心が触れて動くこと」になります。
「予感」の使い方
「予感」は名詞として「予感がする・した」「予感が当たる・外れる」「嫌な予感」などと使われます。
基本的に、良いこと・悪いことに関わらず、前もって何かが起こりそうだと心が動くことに使われる言葉です。
「予感」の例文
・『これから素敵な出会いが待っている予感がする』
「直感」とは?
「直感」は「ちょっかん」と読みます。
意味は、「よく考えるのではなく、その時の自分の勘でものごとを捉えること」です。
ある物を手掛かりにしたり、よく考えたりするのではなく、その時の勘で一瞬にものごとを理解することです。
「直」は「すぐ」「じき」とも読み、「すぐに」「ただちに」という意味、「直観」で「外部の物に触れてただちに心動くこと」になります。
「直感」の使い方
「直感」は名詞・形容動詞として「直観だ・である」「直観する・した」「直観が冴える」「直観に頼る」などと使われます。
基本的に、よく考えるのではなく、その時の勘で一瞬にものごとを捉えることに使われる言葉です。
「直感」の例文
・『彼と出会った時にこの人と結婚すると直感した』
「予想」とは?
「予想」は「よそう」と読みます。
意味は「ものごとの成り行きや結果について、前もって考えておくこと」です。
どの様なことが起きるか、どの様なことになるのかなど、先に見当をつけることです。
「想」は「心に思い浮かべる」という意味、「予想」で「前もって心に思い浮かべること」になります。
「予想」の使い方
「予想」は名詞として「予想する・した」「予想が当たる・当たった」「予想通り」などと使われます。
基本的に、ものごとの様子や状態、結果などについて、前もって考えておくことに使われる言葉です。
「予想」の例文
・『今年の年末は忘年会の件数が少ないと予想される』
「予感」と「直感」と「予想」の違い
「予感」は「良いこと・悪いことに関わらず、前もって何かが起こりそうだと心が動くこと」という意味です。
「直感」は「よく考えるのではなく、その時の勘で一瞬にものごとを捉えること」という意味です。
「予想」は「ものごとの様子や状態、結果などについて、前もって考えておくこと」という意味です。
まとめ
今回は「予感」と「直感」と「予想」について紹介しました。
「予感」は「何かが起こりそうだと思う」、「直感」は「勘で捉える」、「予想」は「前もって考える」と覚えておきましょう。