「支援者」と「協力者」の違いとは？使い方や例文も徹底的に解釈

この記事では、「支援者」と「協力者」の違いを分かりやすく説明していきます。

「支援者」と「協力者」の違い
1. 「支援者」と「協力者」の使い方の違い
2. 「支援者」と「協力者」の英語表記の違い
「支援者」の意味
「協力者」の意味
まとめ

「支援者」と「協力者」の違い

「支援者」と「協力者」の違いについて紹介します。

「支援者」と「協力者」の使い方の違い

「支援者」は、「人の活動を助けたり支えたりする人」に使います。

自分がメインではなく、他の人が目的を達成するのを助ける人のことです。

「協力者」は、「ある目的を達成するのに力を合わせて行動する人のこと」に使います。

自分も同じ目的を持って同じ行動する人のことです。

「支援者」と「協力者」の英語表記の違い

「支援者」の英語表現は以下の2つです。

1つ目は「supporter」で、「サポーター」と日本語化しています。

“We would like to say so much thanks to all supporters.”
(我々は支援者の皆さんに心からお礼を言いたい)
2つ目は「backer」で、「後ろで支える人」というニュアンスです。

“We need financial backers to success the event.”
(そのイベントを成功させるには金銭的な支援者が必要だ)
「協力者」の英語表現は以下の2つです。

1つ目は「a collaborator」で、ビジネス的な「協力者」という意味です。

“We found a cllaborator to start business.”
(ビジネスをスタートさせる為の協力者を見つけた)
“I have done it smoothly thanks to my colleagues.”
(スムーズに終われたので協力者に感謝します)

「支援者」の意味

「支援者」は「しえんしゃ」と読みます。

意味は「力を貸して助ける人のこと」です。

自分ではなく、他の人を助けたり、支えたりする人のことを言います。

あくまで、目的を持って行動するのは当事者で、ものごとがうまく進められる様に、横から助ける人のことで、当事者と「支援者」の間に面識がなくても成り立つことがあります。

最近ではネットを利用した様々な「支援」の方法があり、自分が賛同したプロジェクトに対し、気軽に「支援者」になれるのです。

「支援者」の使い方

「支援者」は、「他の人に力を貸して助ける人」に使われます。

名詞・形容動詞として「支援者だ・である」と使われます。

「支援」の形として、「必要な物資を提供する」「資金を提供する」「イベントなどの知名度を高める為に名前を貸す」などがあります。

「支援者」を使った例文

・『イベントを無事成功させられて、支援者の皆様に感謝します』
・『この組織は支援者なしにここまで活動できなかった』
・『支援者の一人から物資の提供があった』
・『支援者の人にはお礼だけではなく結果報告もする必要がある』
・『海外で活躍する組織の支援者になりたい』

「支援者」の類語

・「助っ人(すけっと)」「一時的に力を貸す人のこと」という意味です。

・「後ろ盾(うしろだて)」「背後を守る盾」から転じて、「後方から支援たり、陰で援助している人」という意味です。

「支援者」の対義語

・「妨害者(ぼうがいしゃ)」「ある活動をスムーズにできない様に邪魔する人のこと」という意味です。

「協力者」の意味

「協力者」は「きょうりょくしゃ」と読みます。

意味は「力を合わせてものごとを進める人のこと」です。

目的を達成する為に、他の人と力を合わせて行動していくことを言います。

どの程度の時間や労力をかけるかは個人差がありますが、基本的に「協力者」とは1つの目標に向かって一緒に行動していく関係の人を表します。

当事者と直接やりとりして指示を仰ぐことが多くなります。

「協力者」の使い方

「協力者」は、「力を合わせてものごとを進める人」に使われます。

同じ目標を持ち、達成の為に助け合う関係ですが、必ずしも労働するとは限りません。

アイデアを出したり、資金面を支えたり、事務手続きや対外的な交渉をすることもあります。

「支援者」との違いは、あくまで組織内の人として扱われるという点です。

「協力者」を使った例文

・『イベントの協力者を募ったところ、大勢の応募が来た』
・『経験豊富な友人が協力者になってくれたお蔭で、スムーズに目標が達成できた』
・『ここまで来られたのは頼もしい協力者たちのお蔭です』
・『彼等の様な協力者がいなければここまで来られなかっただろう』
・『協力者には一時金が支払われる様になっている』