この記事では、「賑やか」と「うるさい」と「騒がしい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「賑やか」とは?
「賑やか」は「にぎやか」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「人が大勢集まって活気のある様子」という意味で、人が多く集まることで、物音が増えたり活気が出ることです。
2つ目は「よくしゃべって快活な様子」という意味で、人の話し声がひっきりなしに聞こえてくる様子のことです。
上記に共通するのは「声や物音が多い」という意味です。
「賑やか」の使い方
「賑やか」は名詞・形容動詞として「賑やかだ・である」と使われたり、形容詞として「賑やかな場所」戸使われたり、副詞として「賑やかに祝う」などと使われたりします。
基本的に、人が多く、話し声や物音が聞こえて活気がある様子に使われる言葉です。
「賑やか」の例文
・『日曜日の午後は商店街が賑やかになる』
「うるさい」とは?
「うるさい」は「煩い」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「物音が大きすぎて耳障りなこと」という意味で、声や音が大きすぎて不快に感じることです。
2つ目は「注文や意見などが多すぎたり、細かすぎたりして面倒なこと」という意味で、口やかましく色々言われることです。
3つ目は「五月蠅い」とも書き、「どこまでも付きまとってきて邪魔なこと」という意味です。
上記に共通するのは「多すぎて不快」という意味です。
「うるさい」の使い方
「うるさい」は形容詞として使われたり、副詞として「うるさく言う」などと使われたり、名詞として「うるささが神経に触る」などと使われます。
基本的に、声や物音が大きすぎて不快に感じることに使われる言葉です。
「うるさい」の例文
・『夜遅くに上の階の足音がうるさい』
「騒がしい」とは?
「騒がしい」は「さわがしい」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「声や物音がやたらと聞こえて耳障りなこと」という意味で、様々な音が混じって不快に感じることです。
2つ目は「良くない事件が起こり、世間が落ち着かない」という意味で、社会的に不安定な様子のことです。
3つ目は「ものごとが多くて慌ただしいこと」という意味で、次々と色々なものごとが起きる様子ことです。
上記に共通するのは「様々なことが起きる」という意味です。
「騒がしい」の使い方
「騒がしい」は形容詞として使われたり、副詞として「騒がしくなる」と使われたり、名詞として「騒がしさ」と使われたりします。
基本的に、様々な声や物音がして耳障りなことや、様々なものごとが起きて不安定な状況に使われる言葉です。
「騒がしい」の例文
・『ライブ会場が開演前から騒がしい』
「賑やか」と「うるさい」と「騒がしい」の違い
「賑やか」は「人が多く、話し声や物音が聞こえて活気がある様子」という意味です。
「うるさい」は「声や物音が大きすぎて不快に感じること」という意味です。
「騒がしい」は「様々な声や物音がして耳障りなこと」「様々なものごとが起きて不安定な状況」という意味です。
まとめ
今回は「賑やか」と「うるさい」と「騒がしい」について紹介しました。
「賑やか」は「物音が聞こえて活気がある」、「うるさい」は「物音が大きすぎて不快」、「騒がしい」は「様々な物音がして不快」と覚えておきましょう。