この記事では、「カタログ」と「パンフレット」と「リーフレット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カタログ」とは?
「カタログ」は、メーカーや企業などが自社全製品の詳細や特徴、セールスポイントなど、お客さんに対して自社製品の良さを提案するために製本された冊子のことを言います。
製品はカテゴリーやジャンル別に分けられており、写真を始め、型番、サイズ、仕様、価格などの製品詳細がわかりやすく記載されているので、電化製品やメガネ、ランドセルなどさまざまな製品のカタログが店頭に置かれていたり、インターネットでお取り寄せすることができるようになっています。
「カタログ」の例文
・『子どもが産まれるので、部屋の環境を整えるためにカタログを見ながら空気清浄機の購入を検討してる』
・『カタログに載っているソファーは、カラー展開がとても豊富です』
「パンフレット」とは?
パンフレットは自社製品の内、一部の製品や1ジャンルの製品など、製品の詳細だけでなく細かくセールスポイントを紹介したり、活用できる用途を紹介したりと、そのジャンルの製品が欲しいお客さん伝えたい情報の詰まった冊子のことを言います。
「パンフレット」は製品紹介の冊子のことを言うのはもちろん、イベントや施設など別の用途で使用されることもあります。
「パンフレット」の例文
・『就職活動をするためにいくつかの企業からパンフレットを取り寄せた』
・『パンフレットに欲しい電化製品の特徴が詳しく書かれていた』
「リーフレット」とは?
「リーフレット」は1枚の用紙を二つ折りや三つ折りにしてできている印刷物のことで、お店やイベントなどの宣伝、飲食店のテイクアウトメニューなどが一般的です。
「チラシ」を活用するというお店も多いですが、「リーフレット」はコンパクトに収まること、ポスティングしやすいサイズであるという特徴があります。
お店のあるエリアにポスティングしたい人やお店のチラシを店舗に置たいけどスペースがないという人にも利用しやすいのが「リーフレット」となっています。
「リーフレット」の例文
・『近所に新しくできた小さな雑貨屋さんでリーフレットをもらってきた』
・『宅配ピザのリーフレットがポストに入っていたので、今晩注文することにした』
「カタログ」と「パンフレット」と「リーフレット」の違い
「カタログ」と「パンフレット」の大きな違いは、「カタログ」が全製品またはたくさんの製品が紹介された冊子であること、「パンフレット」が一部の製品に着目した内容の冊子であるという点です。
そのため、「パンフレット」は「カタログ」対してページ数も少ない冊子となっています。
「リーフレット」は製品の紹介に活用されるものではなく、コンパクトにまとめたい小規模なお店やポスティングを意識した印刷物である点が「カタログ」と「パンフレット」とは大きく違うポイントです。
まとめ
ここでは「カタログ」「パンフレット」「リーフレット」という3つの言葉について、意味や違い、使い方を例文を用いてわかりやすく説明してきました。
どれも製品やお店、イベントなどについて紹介する印刷物という点では共通するものの、紹介対象やサイズ、ページ数などが大きく異なっているので、活用する場合は意味をしっかりと理解して紹介したいものに適したものを選ぶようにしましょう。