この記事では、「加入」と「入会」と「加盟」の違いを分かりやすく説明していきます。
「加入」とは?
「加入」は「かにゅう」と読みます。
意味は「団体や組織などの仲間として中に入ること」で、その団体や組織に賛同して、自ら仲間や一員として加わることです。
「加」は「くわえる」とも読み、「仲間となる」という意味、「入」は「はいる」とも読み、「ある区域や範囲の中にはいる」という意味、「加入」で「ある範囲の中に仲間としてはいること」になります。
「加入」の使い方
「加入」は名詞として「加入する・した」「加入手続き」「加入の申込み」などと使われます。
基本的に、ある団体や組織の中に仲間として加わることに使われる言葉です。
「加入」の例文
・『ほぼ強制的にPTAに加入させられる』
「入会」とは?
「入会」は「にゅうかい」と読みます。
意味は「ある会の新規会員になること」という意味で、ある目的より結成された会にはいり、新しく会員になることです。
「会」は「ある目的のために多くの人々が集まること」という意味、「入会」で、ある目的の為に多くの人々が集まるところの中にはいること」になります。
「入会」の使い方
「入会」は名詞として「入会する・した」「入会手続き」「入会案内」「入会特典」などと使われます。
基本的に、ある会に登録して新しく会員になることに使われる言葉です。
上記で紹介した「加入」が「仲間に加わること」であるのに対し、「入会」は書類で契約をしたり、料金を支払ったりなどの手続きなども含んで「はいること」になります。
「入会」の例文
・『友達から紹介されてエステサロンに入会する』
「加盟」とは?
「加盟」は「かめい」と読み、の味は以下の通りです。
1つ目は「ある規約の仲間入りすること」という意味で、ある目的で集まった者同士が固く誓い合う約束に加わることです。
2つ目は「組織や団体の一員になること」という意味で、目的意識を持って結束する仲間となることです。
上記に共通するのは「固く誓い合う」という意味です。
「盟」は「固い約束を交わす」「互いに結ぶ約束」という意味、「加盟」で「お互いに固く結ぶ約束に加わること」にいなります。
「加盟」の使い方
「加盟」は名詞として「加盟する・した」「加盟店」「加盟国」などと使われます。
基本的に、目的意識を同じくして、結束する組織や団体の一員になることに使われる言葉です。
「加盟」の例文
・『商店街の組合に加盟する』
「加入」と「入会」と「加盟」の違い
「加入」は「ある団体や組織の中に仲間として加わること」という意味です。
「入会」は「ある会に登録して新しく会員になること」という意味です。
「加盟」は「目的意識を同じくして、結束する組織や団体の一員になること」という意味です。
まとめ
今回は「加入」と「入会」と「加盟」について紹介しました。
「加入」は「仲間になる」、「入会」は「登録して一員となる」、「加盟」は「結束する一員となる」と覚えておきましょう。