「断続」と「継続」と「持続」の違いとは?分かりやすく解釈

「断続」と「継続」と「持続」の違いとは?生活・教育

この記事では、「断続」「継続」「持続」の違いを分かりやすく説明していきます。

「断続」とは?

「断続」「だんぞく」と読みます。

意味は「時々途切れながら、連なっている状態のこと」で、あるものごとが、途中で何度か切れてはまたつながっていく状態のことです。


「断続」の使い方

「断続」は名詞として「断続する・した」「断続的」と使われたり、副詞として「断続して」と使わたりします。

基本的に、あるものごとが、途切れては復活することが何度も繰り返されることに使われる言葉です。


「断続」の例文

・『火山の噴火が断続的に続いているので警戒して下さい』

「継続」とは?

「継続」「けいぞく」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「以前からやっていることをそのままつなげていくこと」という意味で、ある地点でやめずに、ずっとやり続けることです。

2つ目は「前任者がしていることを受けてやること」という意味で、前の世代の人たちがしていることを、他の人がそのまま受けてつなげていくことです。

上記に共通するのは「そのままつなげる」という意味です。

「継続」の使い方

「継続」は名詞として「継続する・した」「継続的」と使われたり、形容詞として「継続の」と使われたり、副詞として「継続して」と使われたりします。

基本的に、以前からしていることを、終わらせずにそのままつなげて行くことに使われる言葉です。

「継続」の例文

・『定期購読の期限が近づいてきたので、継続することにした』

「持続」とは?

「持続」「じぞく」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「ある状態がそのまま保たれること」という意味で、ある状態が途切れずにそのままずっと同じ状態でいることです。

2つ目は「保ち続けること」という意味で、意図的に努力してずっと同じ状態でいる様にすることです。

上記に共通するのは「保ったまま」という意味です。

「持続」の使い方

「持続」は名詞として「持続する・した」「持続的」と使われたり、副詞として「持続して」と使われたりします。

基本的に、ある状態がそのまま保たれることや、同じ状態を意図的に努力して保つことに使われる言葉です。

「持続」の例文

・『この風邪薬は長時間効果が持続するので便利だ』

「断続」と「継続」と「持続」の違い

「断続」「あるものごとが、途切れては復活することを何度も繰り返されること」という意味です。

「継続」「以前からしていることを、終わらせずにそのままつなげて行くこと」という意味です。

「持続」「ある状態が自然にそのまま保たれること」「同じ状態を意図的に努力して保つこと」という意味です。

まとめ

今回は「断続」「継続」「持続」について紹介しました。

「断続」「途切れながら繰り返す」「継続」「途切れずにつなげて行く」「持続」「そのまま保つ」と覚えておきましょう。