この記事では、「プロローグ」と「イントロダクション」と「エピローグ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「プロローグ」とは?
「プロローグ」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「演劇や舞台での前口上」という意味で、イベントで本編が始まる前に、役者などが何かしらのセリフを言い、スムーズに本編に入れる様にすることです。
2つ目は「文学作品で、目次の前に来る前置きのこと」という意味で、詩歌や小説で、本筋に入るまでのいきさつやきっかけなどを書き記した部分のことです。
上記に共通するのは「前置き」という意味です。
「プロローグ」の使い方
「プロローグ」は名詞として「プロローグが始まる・始まった」「プロローグを読む・読んだ」などと使われます。
基本的に、演劇や文学作品などで、ストーリーが始まる前にある前置きの部分に使われる言葉です。
「プロローグ」の例文
・『これはプロローグに重大なヒントが隠されている作品だ』
「イントロダクション」とは?
「イントロダクション」の意味は以下の通りです。
1つ目は「導入すること」という意味で、ある方法・やり方を採用することを言います。
2つ目は「序論」という意味で、論文や説明文などで、最初に軽く概要を紹介する文のことです。
3つ目は「音楽で歌が始まる前の演奏部分」という意味で、曲が始まってから歌に入るまでの部分です。
上記に共通するのは「導き入れる」という意味です。
「イントロダクション」の使い方
「イントロダクション」は「イントロ」と略されることが多く、名詞として「イントロする・した」「イントロをまとめる」「イントロが長い曲・短い曲」など使われます。
基本的に、ある内容へスムーズに導き入れる為にある部分のことに使われる言葉です。
「イントロダクション」の例文
・『論文には必ずイントロダクションを付けて提出して下さい』
「エピローグ」とは?
「エピローグ」の意味は以下の通りです。
1つ目は「演劇の最後に役者が観客に向かって話すこと」という意味で、本編が終わった後で役者が述べる締め口上のことです。
2つ目は「文学作品の結び部分」という意味で、物語が終わった後の終章のことです。
上記に共通するのは「終わり部分」という意味です。
「エピローグ」の使い方
「エピローグ」は名詞として「エピローグにつなげる」「エピローグまで面白い」などと使われます。
基本的に、演劇や文学作品で、本編が終わった後につながる最終章に使われる言葉です。
「エピローグ」の例文
・『この物語のエピローグに主役は出てこない』
「プロローグ」と「イントロダクション」と「エピローグ」の違い
「プロローグ」は「劇や文学作品などで、ストーリーが始まる前にある前置きの部分」という意味です。
「イントロダクション」は「ある内容へスムーズに導き入れる為にある部分の」という意味です。
「エピローグ」は「演劇や文学作品で、本編が終わった後につながる最終章」という意味です。
まとめ
今回は「プロローグ」と「イントロダクション」と「エピローグ」について紹介しました。
「プロローグ」は「前置き」、「イントロダクション」は「導入」、「エピローグ」は「締め・終章」と覚えておきましょう。