皆さんは友人・知人の結婚式の時にどのような服装で出席されるでしょう?このような機会があると、 「正礼装」や「準礼装」「略礼装」といったような言葉が出て来るのですが、どのような違いがあるか意外に知らないもの。
そこでこの記事では、 「正礼装」と「準礼装」と「略礼装」の違いを分かりやすく説明していきます。
「正礼装」とは?
「正礼装」は「せいれいそう」という読み方をします。
「正礼装」は19世紀~20世紀初め頃において欧米で確立された正式な式典やパーティに着ていく服装のこと」です。
しかし、催される時間帯によっては礼装の使い分けがあり、女性の場合「正礼装」は、昼にアフタヌーンドレス、夜はイブニングドレスを着ることがルールとなっているのです。
「正礼装」の例文
「正礼装」の例文では以下のようなものが挙げられます。
・『正礼装のようなフォーマルな服装には黒い光沢のない革のバッグがおすすめかな』
・『普段、正礼装する機会なんて、ほとんどないんだ』
「準礼装」とは?
「じゅんれいそう」と読む「準礼装」は「正礼装に準じた礼装のこと」ですが、結婚式に出席したゲストは最も格式高い礼装になっています。
ディレクターズスーツとタキシードの2つの種類あり、18:00に着用シーンして変わるのです。
主賓クラスとして出席する時には、乾杯の発声やスピーチを任された場合などは是非していきたい着用したいものです。
「準礼装」の例文
「準礼装」の例文は以下の通りです。
・『革素材でコーディネートがしやすいバッグが準礼装にいいと思うな』
・『親友の結婚式にでるのだから、準礼装で臨まないと失礼になるな』
「略礼装」とは
「りゃくれいそう」と読む「略礼装」は「準礼装から格式が下がった装いの服装のこと」を指しています。
結婚式などの招待状で平服での参加が求められている時に参加する服装と言ってもいいでしょう。
尚、「略礼装」はカジュアルな結婚式・2次会に向いている装いなのです。
「略礼装」の例文
「略礼装」の例文では、以下のようなものがあります。
・『略礼装だとカジュアルなドレスにオシャレなセータ―を合わせるとコーディネートしやすいんじゃない?』
・『小さ目の華やかデザインのバッグが略礼装にフィットすると思うよ』
「正礼装」と「準礼装」と「略礼装」の違い
「正礼装」と「準礼装」と「略礼装」の違いを見ていくことにいたします。
礼装の中で最も格が高いのが「正礼装」であり、結婚式や披露宴に参加する際に、新郎新婦と両親に求められる装いです。
肌の露出が少なくてラメなどの装飾を控えた無地やレース地のワンピースを着用するのがオーソドックスなものとなっています。
準礼装はセミフォーマルとも言われていますが、正礼装に準ずる装いを指します。
格式の高い式典やパーティーであっても、「準礼装」で参加することには問題がありません。
特に子どものお子さんが入学することや結婚式に招待された場合などに主流となるスタイルです。
準礼装から格式が下がった装いが「略礼装」。
「略礼装」はカジュアルな結婚式や2次会に向いた装いであり、ビジュアル的なドレスと他の衣装をコーディネートの幅が広ってくれます。
まとめ
ここまで 「正礼装」と「準礼装」と「略礼装」の違いを見てきましたが、結婚式のような場面で使われることを知ると、ますます知りたいと思いたくなってくるかもしれません。