この記事では、「フレンドリー」と「フランク」と「馴れ馴れしい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フレンドリー」とは?
「フレンドリー」の意味は、「友好的で親しみやすい様子のこと」です。
人に対して打ち解けて接して、好感が持てる様子を言います。
「フレンドリー」は英語「friendly」が日本語化した言葉で、「友人にふさわしい」「親しみを込めた」「友情のこもった」「やさしい」「親切な」「好都合の」「好意的な」「味方の」「友好的な」「和やかな」などの意味があります。
「フレンドリー」の使い方
「フレンドリー」は日本語の場合、名詞・形容同として「フレンドリーだ・である」と使われたり、形容詞として「フレンドリーな」と使われたり、副詞として「フレンドリーに」と使われたりします。
基本的に、相手に対して好意的で、親しみやすい様子に使われる言葉です。
「フレンドリー」の例文
・『彼は初対面の人にもフレンドリーに接する』
「フランク」とは?
「フランク」の意味は「気どったところがない様子のこと」で、ものごとに対して率直な考え方をする様子を言います。
「フランク」は英語「frank」が日本語化した言葉で、「包み隠さない」「率直な」「遠慮のない」「ざっくばらんな」「あからさまな」「露骨な」「疑う余地のない」「公然の」などの意味があります。
「フランク」の使い方
「フランク」は日本語の場合、名詞・形容動詞として「フランクだ・である」と使われたり、形容詞として「フランクな」と使われたり、副詞として「フランクに」と使われたりします。
基本的に、ものごとに対して率直で、包み隠さない様子に使われる言葉です。
「フランク」の例文
・『彼女は自分の思っていることをフランクに話す』
「馴れ馴れしい」とは?
「馴れ馴れしい」は「なれなれしい」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「非常に親しい様子」という意味で、相手と普段から付き合いがあり、気心が知れている様子を言います。
2つ目は「ぶしつけで失礼な様子」という意味で、目上の人に対して図々しく振る舞う様子を言います。
上記に共通するのは「馴染み親しむ」という意味です。
「馴れ馴れしい」の使い方
「馴れ馴れしい」は形容詞として使われたり、副詞として「馴れ馴れしく」と使われたり、名詞として「馴れ馴れしさ」と使われたりします。
基本的に、親しみ過ぎて図々しい態度を取る様子に使われる言葉です。
「馴れ馴れしい」の例文
・『彼は取引先に対して馴れ馴れしい口をきいた』
「フレンドリー」と「フランク」と「馴れ馴れしい」の違い
「フレンドリー」は「相手に対して好意的で、親しみやすい様子」という意味です。
「フランク」は「ものごとに対して率直で、包み隠さない様子」という意味です。
「馴れ馴れしい」は「親しみ過ぎて図々しい態度を取る様子」という意味です。
まとめ
今回は「フレンドリー」と「フランク」と「馴れ馴れしい」について紹介しました。
「フレンドリー」は「友好的」、「フランク」は「率直」、「馴れ馴れしい」は「親しみ過ぎる」と覚えておきましょう。