「座禅」と「瞑想」と「マインドフルネス」の違いとは?分かりやすく解釈

「座禅」と「瞑想」と「マインドフルネス」の違いとは?生活・教育

日本ではなじみ深い「座禅」「瞑想」

また、最近では「マインドフルネス」という言葉も耳にしますが、何か違いはあるのでしょうか? この記事では、「座禅」「瞑想」「マインドフルネス」の意味や違いについて分かりやすく説明していきます。

「座禅(ざぜん)」とは?

「座禅」はと仏教のうち、「大乗仏教」の一派とされ、中国で生まれた「禅宗」で行われる修行を指します。

「座」という字は座る場所という意味合いがあるため、本来は「座る」という動作を指す「坐」を用いた「坐禅」の表記が正しいとされています(以下、坐禅で統一)。


「瞑想(めいそう)」とは?

「瞑想」とは目を閉じて、雑念を取り払うことで心を静めることを指します。

「瞑想」「仏教」の開祖である「お釈迦様」が、今より遡ること約5千年前に悟りを開いたときに行っていたとされています。


「マインドフルネス」とは?

「マインドフルネス」=“mindfulness”とは「仏教」で行われる「瞑想」を元に編み出されたストレス緩和法のことを指します。

1979年に「ジョン・カバット・ジン」によって体系化されました。

「マインドフルネス」「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」と定義され、「google」「apple」といった有名企業にも取り入れられているようです。

「マインドフルネス」に用いられる技法は「マインドフルネス瞑想」とも呼ばれています。

「坐禅」と「瞑想」と「マインドフルネス」の違い

「坐禅」「瞑想」「マインドフルネス」の主な違いは目的にあります。

「坐禅」の目的は「禅宗」の宗派によって異なり、「臨済宗」では悟りを得るために、「曹洞宗」では「坐禅」をすることそのものが目的とされています。

一方で、「坐禅」「目的を持たず、心を無にしてただ坐(すわ)ること」という解釈もあるようです。

「瞑想」は心や気持ちを静めるために行われ、「マインドフルネス」はストレスを除去し、仕事の効率化や生産性の向上を意図して行われます。

「瞑想」「マインドフルネス」は一見同じように感じますが、「瞑想」「利益」を求めていないのに対し、「マインドフルネス」では明確な「利益」が求められています。

また、座り方にも違いがあり、「坐禅」の座り方は「結跏趺坐(けっかふざ)」「半跏趺坐(はんかふざ)」と呼ばれる2つになります。

「瞑想」では、座り方に決まりはなく、あぐらや正座のほか、椅子に座っても良いようです。

「マインドフルネス瞑想」でも座り方や足の組み方に決まりはなく、辛かったら姿勢を崩しても良いとされています。

まとめ

「坐禅」とは仏教のうち、「大乗仏教」の一派とされ、中国で生まれた「禅宗」で行われる修行を指します。

「瞑想」とは目を閉じて、雑念を取り払うことで心を静めることを指します。

「マインドフルネス」とは「仏教」で行われる「瞑想」を元に編み出されたストレス緩和法のことを指します。

それぞれ、方法や得られる効果は似通っていますが、「目的」に違いがあります。