この記事では、「彩度」と「コントラスト」と「明度」の違いを分かりやすく説明していきます。
「彩度」とは?
「彩度」は「さいど」と読みます。
意味は「色の鮮やかさの程度」という意味で、色がどの程度鮮やかに映えるかという度合いのことを言います。
「彩」は「いろどり」とも読み、「色の美しさ」という意味、「度」は「程合い」という意味、「彩度」で「色の美しさの程合いのこと」になります。
「彩度」の使い方
「彩度」は名詞として「彩度を上げる・下げる」「彩度を調節する」「彩度が高い・低い」などと使われます。
基本的に、絵画や画像などで、色の鮮やかさの度合いに使われる言葉です。
「彩度」の例文
・『画像の彩度を上げてよりインスタ映えさせる』
「コントラスト」とは?
「コントラスト」の意味は以下の通りです。
1つ目は「対照する」という意味で、対するものと比べてどの様に見えるかという度合いを言います。
2つ目は「画像で、明るい部分を暗い部分との差」という意味で、画像の陰影の度合いのことを言います。
上記に共通するのは「対比する」という意味です。
「コントラスト」は英語の「contrast」が日本語化した言葉で、「対比」「対照」「対照的」「差異」などの意味があります。
「コントラスト」の使い方
「コントラスト」は名詞として「コントラストを付ける・付けた」「コントラストをはっきりさせる」などと使われます。
基本的に、絵画や画像などで、2つのものを対比させてはっきり区別させる度合いに使われる言葉です。
「コントラスト」の例文
・『この写真は陰影のコントラストが素晴らしい効果を出している』
「明度」とは?
「明度」は「めいど」と読みます。
意味は「色の明るさの度合いのこと」で、画像や映像がどの程度明るいか、暗いかということを言います。
「明」は「あかるい」とも読み、「光ってはっきりしている」という意味、「明度」で「光ってはっきりしている程合いのこと」になります。
「明度」の使い方
「明度」は名詞として「明度を付ける・付けた」「明度が高い・低い」「明度を上げる・下げる」などと使われます。
基本的に、絵画や画像などで、色が明るくはっきりしている度合いに使われる言葉です。
「明度」の例文
・『画像の明度を上げたらよりくっきりと見える様になった』
「彩度」と「コントラスト」と「明度」の違い
「彩度」は「絵画や画像などで、色の鮮やかさの度合い」という意味です。
「コントラスト」は「絵画や画像などで、2つのものを対比させてはっきり区別させる度合い」という意味です。
「明度」は「絵画や画像などで、色が明るくはっきりしている度合い」という意味です。
まとめ
今回は「彩度」と「コントラスト」と「明度」について紹介しました。
「彩度」は「色の鮮やかさ」、「コントラスト」は「色の対比」、「明度」は「色の明るさ」と覚えておきましょう。