この記事では、「好き」と「愛してる」と「愛おしい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「好き」とは?
「好き」は「すき」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「気に入って心が引かれること」という意味で、自分で良いと思い、常にそれを選ぶことを言います。
2つ目は「そのことにかたよって好むこと」という意味で、他の人が見向きもしない様なことを好きになることを言います。
3つ目は「自分の思い通りにふるまうこと」という意味で、思うまま行動することを言います。
上記に共通するのは「気に入る」という意味です。
「好き」の使い方
「好き」は名詞・形容動詞として「好きだ・である」と使われたり、形容詞として「好きな」と使われたり、副詞として「好きに」と使われたりします。
基本的に、自分が気に入って、常にそれを選んだり、その様な行動をする傾向にあることに使われる言葉です。
「好き」の例文
・『彼は独りでいるのが好きだ』
「愛してる」とは?
「愛してる」は「あいしてる」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「かわいがり、大切にしたいと思う」という意味で、人に対して愛情を注ぐことを言います。
2つ目は「特定の相手に対して恋愛感情を持っていること」という意味で、恋愛の対象として思うことを言います。
3つ目は「それに対して特に気に入っている」という意味で、気に入っていて特に親しむ様子を言います」 4つ目は「かけがえのないものとして大切にする」という意味で、自分の中で重んじることを言います。
上記に共通するのは「大切にする」という意味です。
「愛してる」の使い方
「愛してる」は動詞「愛する」の連用形に接続助詞の「て」と、継続・進行を表す助詞「いる」が付き、「愛している」になり、更に省略された言葉です。
動詞として「愛してる・愛してない」と使われることが多くなります。
基本的に、現在ある人や物を慈しんだり、大切にしたいと思っている気持ちを表す時に使われる言葉です。
「愛してる」の例文
・『彼氏に愛してると言って欲しい』
「愛おしい」とは?
「愛おしい」は「いとおしい」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「たまらなくかわいい」という意味で、とにかく大切にしたい気持ちを言います。
2つ目は「かわいそうだ」という意味で、弱い人に対して気の毒だと思う気持ちを言います。
上記に共通するのは「弱い相手に共感する」という意味です。
「愛おしい」の使い方
「愛おしい」は形容詞として使われたり、副詞として「愛おしく」と使われたりします。
基本的に、たまらなくかわいいという気持ちが溢れてくる様子に使われる言葉です。
「愛おしい」の例文
・『無邪気に笑う愛娘が愛おしい』
「好き」と「愛してる」と「愛おしい」の違い
「好き」は「自分が気に入って、常にそれを選んだり、その様な行動をする傾向にあること」という意味です。
「愛してる」は「現在ある人や物を慈しんだり、大切にしたいと思っている気持ち」という意味です。
「愛おしい」は「たまらなくかわいいという気持ちが溢れてくる様子」という意味です。
まとめ
今回は「好き」と「愛してる」と「愛おしい」について紹介しました。
「好き」は「気に入る」、「愛してる」は「大切にしたいと思う」、「愛おしい」は「かわいくてたまらない」と覚えておきましょう。