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「相殺関税」と「アンチダンピング」の違いとは?分かりやすく解釈

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「相殺関税」と「アンチダンピング」の違い新語・ネット語

「相殺関税」「アンチダンピング」の違いは何なのか。

この記事では、「相殺関税」「アンチダンピング」の違いを分かりやすく説明していきます。

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「相殺関税」とは?

「相殺関税」「相殺」「関税」という言葉が組み合わさり成立しています。

「相殺」には、差し引いて互いに損得がないようにすることといった意味があります。

帳消しにすることを意味し、長所や利点などが差し引かれてなくなることを意味します。

そこから「相殺関税」とは、輸出国の補助金を受けながら、その商品を輸入国に輸入されることがないように輸入国の政府がそれ相応の関税を課すことを意味します。

例を挙げて説明すると、自動車メーカーがA国からB国に車を輸出することとします。

その際、その自動車メーカーが自国のA国政府から何らかの補助金を受け取り、その価格で輸出することができる場合、不公平が生じてしまいます。

その不公平さをなくすために「相殺関税」があります。

補助金を受けたことによって不当に安い価格で輸出することを防ぐためにも。

そして、輸入国であるB国が不当な価格で輸入されることによる自国の自動車メーカーの損害を守るためにも必要となれるのが「相殺関税」なのです。

「アンチダンピング」とは?

「アンチダンピング」「アンチ」「ダンピング」という言葉が組み合わさり成立しています。

「アンチダンピング」には、採算を度返しした低価格で商品を投げ売りすること、不当廉売といった意味があります。

そして、この「アンチダンピング」には定義があり輸出国での通常価格よりも不当な安価で輸出すること。

それによって輸入国に大きな被害が出すこと。

となっています。

輸入国が「アンチダンピング」の可能性が高いと判断した場合、その商品に対し不当廉売関税を課すことが可能です。

このような正当な理由で不当廉売関税を課すことが基本となりますが、輸入国の判断によって自国に海外製品が入りにくくなるように悪用することもあります。

「相殺関税」と「アンチダンピング」の違い

同じ輸出入に関係する言葉ですが、それぞれ意味が異なります。

「相殺関税」は輸出国が輸出する商品を作る際などに自国から何らかの補助金を得て、その結果、価格を安くし輸出しているものに対し行われる関税のこと。

そして「アンチダンピング」は採算を度返しした低価格で商品を輸出することを意味します。

大きなポイントは補助金を得ているのか、いないかということになります。

まとめ

あまり聞きなれない「相殺関税」「アンチダンピング」ですが、それぞれの言葉が持つ意味を知ると納得することができる言葉となります。

自国の会社や商品を守るためには、この2つはとても重要な役割を持つものということがわかります。

また、「アンチダンピング」は輸入国によって悪用されることもあるということを忘れてはいけません。

そして、不当廉売は輸出入に関係なく国内でも起こる可能性があるものとなります。