「ヤンキー」と「マイルドヤンキー」の違いとは?分かりやすく解釈

「ヤンキー」と「マイルドヤンキー」の違い新語・ネット語

この記事では、「ヤンキー」「マイルドヤンキー」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「ヤンキー」とは?意味

自動車やバイクで大きな音を出しながら暴走行為したり、暴力を振るうなどして一般市民に迷惑をかけるのが「ヤンキー」です。

たむろってシンナーを吸う、薬に手を出すなどして少年院に送られる人もいるなど、やってはいけないことを平気でやるところに快感を覚える10代から20代の若者を指す言葉です。

元々は大阪の街を闊歩する派手な格好した不良外国人を意味する言葉であり、卑猥な色に染めた髪の毛にパーマを当てたり、金のネックレスして真っ赤なVネックセーターに黒の太いズボンを穿き、エナメルの革靴を履いた格好する日本人を「ヤンキー」と呼ぶようになりました。


「マイルドヤンキー」とは?意味

暴走行為だの薬に手を染めることはなくても、派手な服を着て悪ぶる「ヤンキー」に憧れて真似する人を「マイルドヤンキー」と呼びます。

革ジャンを着たり、髪の毛を金髪に染める、タトゥするなど、普通ではない服装に憧れを抱き、改造した派手な車を乗り回して流すところが格好いいと思うわけです。

また、地元愛に溢れた考えや行動が見られます。

この言葉は、博報堂のアナリストが2014年に生み出した造語であり、若者の間で流行ったのでした。


「ヤンキー」と「マイルドヤンキー」の違い

かなり本気で悪いことに手を出し、逮捕されても平然とした態度を見せる非行少年・少女を「ヤンキー」と呼びます。

深夜に暴走行為で安眠妨害しても悪気はなく、爆音や奇声を発しながら走り回ります。

タバコを道路に投げ捨てても悪いとは思いませんし、やられたらやり返し、売られた喧嘩は買うわけです。

そのため、警察にもお世話になる機会が多く、捕まる人も多い傾向が見られます。

もう一方の「マイルドヤンキー」は見た目こそ不良っぽくしていますが、警察に捕まるようなことはしません。

法律は守りますし、暴走や暴行行為などはせず、静かに生活してモラルは守るという違いがあります。

まとめ

見た目は似ていても、考え方や行動はまるで違う2つのタイプをご紹介しました。

どのような見た目なのか、考え方か知りたいときは動画やSNSを見てみるのもいい方法となるでしょう。