「ケビン」「ロッジ」「コテージ」という3つの言葉は、どれも基本的の小規模な家や小屋などの建物のことを指しています。
それぞれに細かく違いがあり、アウトドアや旅行に行く際に知っていると役立ちます。
この記事では、「ケビン」と「ロッジ」と「コテージ」の意味や違いを例文を用いながら分かりやすく説明していきます。
「ケビン」とは?
「ケビン」とは「キャビン」と呼ばれることもあり、小屋や簡易的な造りの小さな家のことを言います。
キャビンアテンダントに含まれているように、飛行機の客室のことをケビン(キャビン)と呼び、軍艦にある士官室なども同じ呼ばれ方をしています。
「ケビン」の例文
・『あのアウトドア施設にはケビンタイプの格安で宿泊できる施設がある』
・『キャンプがしたいけど、テントの設営などが苦手な人にはケビンがおすすめです』
「ロッジ」とは?
「ロッジ」とは簡単に言うと、丸太を使用して建てられた山小屋のことを言います。
元々は山でハンターが活動拠点とする山小屋のことを「ロッジ」と呼んでいましたが、現在では山奥や自然に囲まれたエリアで宿泊のできる施設として認知されていることがほとんどです。
「ロッジ」の例文
・『ここのロッジには、生活に必要な一通りの設備が整っている』
・『ロッジでの生活は木の温もりや香りを感じることができ、リラックスして過ごすことができる』
「コテージ」とは?
「コテージ」とは小さな家や小別荘という意味で、家具や家電などの設置された木造施設のことを言います。
基本的に利用する際には1棟を借りて宿泊するので、大人数での利用にも最適です。
「コテージ」の例文
・『あのキャンプ場の敷地内には、コテージやバンガローなどの施設も用意されている』
・『コテージの室内にはロフトがあり、家族みんなで雑魚寝することができます』
「ケビン」と「ロッジ」と「コテージ」の違い
「ケビン」「ロッジ」「コテージ」という3つの言葉にはそれぞれの規模に大きな違いがあります。
「ケビン」は本当に小さな木造の家や小屋のことで、ロッジはそれよりも少し大きめの基本的には宿泊を目的として造られた施設のことです。
コテージはロッジと同じく宿泊を目的として造られており、木造の建物1棟という広い規模の施設となっています。
設備も「ケビン」は寝泊りできる簡易的なもの、ロッジはある程度生活のできる簡易的な設備、コテージは照明器具はもちろん、キッチンやお風呂、トイレなど、綺麗なものが完備されている施設です。
人数や用途、費用によって使い分けることができるので、アウトドアが好きな人や興味がある人は自分の知識として覚えておきましょう。
まとめ
ここでは「ケビン」「ロッジ」「コテージ」という3つの言葉について、意味や違い、使い方などを例文を用いて説明してきました。
規模や内装、設備にも大きく違いがあり、アウトドアには欠かせない言葉でもあるので違いをはっきりと理解して、正しく利用するようにしましょう。