「負い目を感じる」と「引け目を感じる」の違いとは?分かりやすく解釈

「負い目を感じる」と「引け目を感じる」の違い生活・教育

この記事では、「負い目を感じる」「引け目を感じる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「負い目を感じる」とは?

返さなければならない恩があったり、罪悪感を持っていたりして、相手に頭が上がらなくなるような気持ちという意味です。

たとえば、子どもが風邪をひいて、仕事を休まなければならなくなったとします。

ちょうどこの時期、会社は忙しい状態で、自分が抜けると会社に迷惑をかけてしまう心配がありました。

それでも、子どもを病院に連れて行ったり、看病をしたりしなければならないので、休む必要があります。

このことに罪悪感を持っています。

その気持ちを「負い目を感じる」と表します。


「引け目を感じる」とは?

他よりも自分が劣っているという気持ちのことです。

ある男性は学歴のことを非常に気にしています。

自分は大学を出ているものの、それほど有名ではない学校なので、そのことを気にし続けていました。

この人の友人は有名な大学を出ています。

自分と比べると、自分の方が学歴が低く、そのことを劣っていると感じています。

これを「引け目を感じる」と表現します。

今度は料理の腕前のことで説明をします。

ある女性は料理が苦手です。

この人は、テレビでタレントが上手に料理を作るところを見るたびに、「自分はなんて料理がへたなのだろう」と劣っていると感じています。

自分なんてと思ってしまうのです。

これも、この言葉が意味するものです。


「負い目を感じる」と「引け目を感じる」の違い

「負い目を感じる」「引け目を感じる」の違いを、分かりやすく解説します。

前者は、罪悪感を持つなどして頭が上がらない気持ちを意味します。

後者は、劣っているという気持ちのことです。

それぞれの言葉が指すものは、どういった気持ちなのか違いがあります。

まとめ

どちらの言葉も気持ちを意味していますが、どういったときに感じるものなのか、どのような気持ちなのか異なります。