「錯綜」と「錯乱」と「混乱」の違いとは?分かりやすく解釈

「錯綜」と「錯乱」と「混乱」の違いとは?生活・教育

皆さんは「錯綜」「錯乱」「混乱」という言葉の意味の違いをご存知でしょうか?

これら3つの言葉を耳にするとパニックになっている様子が伺えますが、解釈には微妙な相違点がありそうです。

そこでこの記事では、「錯綜」「錯乱」「混乱」の違いを分かりやすく説明していきます。

「錯綜」とは?

「錯綜」「さくそう」という読み方になります。

意味は「複雑に入り混じること」、ないしは「入りくむこと」「入り混じってしまい、どのような状況になっているか全く分からなくなること」といったことを指しています。


「錯綜」の例文

「錯綜」の例文を挙げると以下のような文章になります。

・『情報が錯綜して全く状況がつかめない』
・『事情が錯綜して適切な判断が難しい』
上記の例文を見ると、現場が慌ただしくなっていることが伝わってきます。


「錯乱」とは?

「さくらん」という読み方になる「錯乱」は、「感情 や考えがいろいろと入り乱れて混乱すること」という意味を持つ言葉です。

「錯乱」の例文

「錯乱」の例文は以下のようなものがあります。

・『アイツがかなり錯乱してしまっているので、何を言いたいのか理解できない』
・『情報が多すぎて頭が錯乱しているんだ。少し時間をくれないか』

「混乱」とは

「混乱」「こんらん」と読みます。

「何が何だか分からないほどに乱れて入り混じっていること」という意味を持っている言葉です。

「混乱」の例文

「混乱」の例文は以下の通り。

・『台風の影響で市内の鉄道・バスの混乱が続いている』
・『国内でデマが広がり混乱したままだ』

「錯綜」と「錯乱」と「混乱」の違い

ここで「錯綜」「錯乱」「混乱」の違いを考えてみましょう。

どのような相違点があるのでしょうか? まず「錯綜」「錯乱」の違いですが、「錯綜」「複雑に入り混じること」という意味がありました。

「錯乱」「感情・考えがいろいろと入り乱れて混乱している」という意味を持つ言葉。

詳しく見ると、 「錯綜」「何かしら統一的なものが求められなければならないのに、その統一性をなくなり矛盾がはらんでくる」という意味合いなります。

一方の 「錯乱」「感情・思いが入り乱れてわけが分からない状態になる」ということでの解釈の違いが見られます。

「混乱」「物事が入り乱れて秩序をなくす」「いろいろなものが入り混じり整理がつかない」という意味があります。

このように見ると、「錯乱」「混乱」ともに「入り乱れて秩序がない状態」というように理解できるように思えます。

しかし、「混乱」の場合、物事だけでなく人の精神状態に対しても使うことができる点が特徴。

一方の「錯乱」は、人の精神状態に限定した用途になっています。

このことから「錯乱」「混乱」は同じ意味を持っているものの、その対象によって適切な選択が必要になってくるのです。

まとめ

ここまで「錯綜」「錯乱」「混乱」の意味や違いを説明してきました。

これらの言葉にも微妙な相違点があったことがお分かり頂けたかと思います。

しっかりとチェックして適切な使い方ができるようにしておきましょう。