この記事では、「嘘」と「冗談」と「軽口」の違いを分かりやすく説明していきます。
「嘘」とは?
「嘘」は「うそ」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「人をだます目的で言う、事実ではない言葉」という意味で、相手に真実を知られたくなくて言う偽りのことを言います。
2つ目は「正しくないこと」という意味で、正解ではないことを表現する時に使われます。
3つ目は「そうあるべきではないと思うこと」という意味で、自分で認められないことに使われます。
上記に共通するのは「本当ではない」という意味です。
「嘘」の使い方
「嘘」は名詞・形容動詞として「嘘だ・である」と使われたり、形容詞として「嘘の」と使われたりします。
基本的に、相手をだましたり、その場をごまかしたりする為に使われる、事実ではないことに使われる言葉です。
「嘘」の例文
・『彼は、自分はやっていないと嘘をついた』
「冗談」とは?
「冗談」は「じょうだん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「ふざけた内容の言葉」という意味で、遊びのつもりで言う真意ではない言葉のことを言います。
2つ目は「軽卒にするいたずら」という意味で、ちょっと人をおどろかそうなどと思ってする悪意のないいたずらのことを言います。
上記に共通するのは「ほんの遊びのつもり」という意味です。
「冗談」の使い方
「冗談」は名詞・形容動詞として「冗談だ・である」と使われたり、形容詞として「冗談の」と使われたりします。
基本的に、悪意がなく、単に軽い気持ちでするいたずらや発言のことを言います。
「冗談」の例文
・『彼は冗談を言ってその場を和ませてくれた』
「軽口」とは?
「軽口」は「かるくち」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「調子がよくて面白い言葉」という意味で、こっけいで明るい言葉のことを言います。
2つ目は「ペラペラとよくしゃべること」という意味で、おしゃべりなことを言います。
3つ目は「味が淡泊なこと」という意味で、味がさっぱりして飽きないことを言います。
上記に共通するのは「調子が良い」という意味です。
「軽口」の使い方
「軽口」は名詞・形容動詞として「軽口だ・である」「軽口をたたく」と使われたり、形容詞として「軽口の」と使われたりします。
基本的に、その場のノリで調子よく喋る言葉や、飽きが来ない味のことに使われる言葉です。
「軽口」の例文
・『彼女はパーティーの場で軽口をたたいていた』
「嘘」と「冗談」と「軽口」の違い
「嘘」は「相手をだましたり、その場をごまかしたりする為に使われる、事実ではないこと」という意味です。
「冗談」は「悪意がなく、単に軽い気持ちでするいたずらや発言」という意味です。
「軽口」は「その場のノリで調子よく喋る言葉」「飽きが来ない味のこと」という意味です。
まとめ
今回は「嘘」と「冗談」と「軽口」について紹介しました。
「嘘」は「事実でないこと」、「冗談」は「遊びの言動」、「軽口」は「調子よく喋ること」と覚えておきましょう。