「過剰」と「過度」と「余剰」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「過剰」と「過度」と「余剰」の違いとは?生活・教育

「多すぎていること」「あり余っていること」「残りがあること」を表す際に、「過剰」なのか「過度」なのか、はたまた「余剰」なのかで迷った経験はないでしょうか?

いずれも同じような意味の言葉に感じますが、何か違いはあるのでしょうか?

この記事では、「過剰」「過度」「余剰」の意味や違いについて分かりやすく説明していきます。

「過剰(かじょう)」の意味とは?

「過剰」とは、「必要な数量・程度を越えていること」「多すぎること」「あり余ること」を意味する言葉です。


「過剰」を使った例文

・『あの人は外向的だが、自信過剰なところがある』
・『周りの目を気にしすぎているのは自意識過剰になっているからかもしれない』
・『体に良いものでも過剰摂取は控えるべきだ』
・『食物の供給量が過剰にならないように調整する必要がある』


「過度(かど)」の意味とは?

「過度」とは、「度を越していること」「程度が過ぎること」「行き過ぎているさま」を意味する言葉です。

「過度」を使った例文

・『過度な運動は、逆に体へ悪影響を及ぼす』
・『いま話題沸騰の健康食品だが、過度の期待は禁物だ』
・『従業員への過度な労働は禁止されなければいけない』
・『肉体的に過度な負担がかかったせいで、倒れそうになった』

「余剰(よじょう)」の意味とは?

「余剰」とは、「必要な分を除いた余り、残り」を意味する言葉です。

「余剰」「剰」には、「あまる」「あまり」「残り」「多すぎて残る」という意味があります。

「余剰」を使った例文

・『投資は余剰資金で行うのが良いとされている』
・『余剰人員が出た場合は、他の区画で働かせるようにする』
・『余剰エネルギーを有効活用できるように工夫する』
・『余剰な時間を活かして、資格の勉強をする』

「過剰」と「過度」と「余剰」の違い

「過剰」「過度」はいずれも、「多すぎ」「行き過ぎ」「やり過ぎ」など「普通の程度を越えていること」を表し、「本来であればもっと控えるべき」というニュアンスを含んだ否定的な言葉として用いられることが多いようです。

一方、「余剰」はあくまで必要な分が差し引かれた「余り」「残り」を指し、「過剰」「過度」のように「普通の程度を越えていること」という意味合いは持ちません。

逆に、「過剰」「剰」という字を含んでいますが、「余り」「残り」といった意味合いは持ちません。

まとめ

「過剰」とは、「必要な数量・程度を越えていること」「多すぎること」「あり余ること」を意味する言葉です。

「過度」とは、「度を越していること」「程度が過ぎること」「行き過ぎているさま」を意味する言葉です。

「余剰」とは、「必要な分を除いた余り、残り」を意味する言葉です。

「過剰」「過度」「普通の程度を越えていること」を指しているのに対し、「余剰」「余り」「残り」を指しています。