「しみじみ思う」と「つくづく思う」の違いとは?分かりやすく解釈

「しみじみ思う」と「つくづく思う」の違い生活・教育

この記事では、「しみじみ思う」「つくづく思う」の違いを分かりやすく説明していきます。

「しみじみ思う」とは?

「しみじみ思う」は、心の底から湧き出てくる感情のことで、心の底からそう思うことです。

なお、「しみじみ思う」は、心の底から湧き出る感情でかつ、良い感情のことを意味します。

なので、悪い感情について「しみじみ思う」というのは誤りになります。


「つくづく思う」とは?

「つくづく思う」は、冷静に静かに考えた際、そのように思うことです。

なので、「つくづく思う」は、冷静な状況下にあり、静かな環境で冷静に判断すれば、これが心理だという意味になります。

なので、当たり前だろうということを「つくづく思う」と言って周囲に対して当たり前だということを公言する場合にもこの言葉を使用します。


「しみじみ思う」と「つくづく思う」の違い

両者の違いは、心の底から感じる感情のようなものか、冷静に考えたらそうなるなという考えのことであるかです。

「しみじみ思う」は、どちらかというと感情で、心がそうだろうなと判断します。

一方で、「つくづく思う」は、真理で冷静な環境で考えればそうだろうなという結論です。

「しみじみ思う」の例文

・『一人でいる時間は大事であるとしみじみ思う』
・『友人と呼べる人物がいてよかったとしみじみ思う』

「つくづく思う」の例文

・『お金を貸したら帰ってこないというのは心理だとつくづく思う』
・『無性に余計なものを購入してお金を無駄にするのは無駄だとつくづく思う』

まとめ

「しみじみ思う」については、心の底から湧き出る感情で、心の底からそう思うことなので哀愁が漂うことを意味することが多いです。

一方、「つくづく思う」は、自己判断で冷静になり考えた結果行き着く心理なので、あるあるということもあれば、それって君だけだよね?という心理だったりします。

よって「つくづく思う」は当たり前のことを指すのですが、それと同時に自分で感じ取った心理でもあるので賛否が分かれる心理です。