「悪寒」と「寒気」の違いとは?分かりやすく解釈

「悪寒」と「寒気」の違い生活・教育

この記事では、「悪寒」「寒気」の違いを分かりやすく説明していきます。

「悪寒」とは?

「悪寒」は、布団に入る、ストーブを付ける、エアコンをつけて部屋を暖めるなどをしても強烈な寒さに襲われることです。

通常風邪などでは、布団に入るか、ストーブとかエアコンをつけると温かさを感じるのですが、風邪がひどくなるとア高さを一切感じなくなり、どのように部屋を暖かくしても寒さのみを感じ、この寒さのみを感じる状態を「悪寒」と呼びます。


「寒気」とは?

「寒気」は、風邪などを引いた際、寒く感じることですが、部屋を暖かくすると暖かいということを実感するのが「寒気」です。

この状態であれば、まだ風邪の症状は重症ではなく、早期に治療を行えば軽傷ですみ重症化することはありません。

ですが、治療を行わずに放置した場合は肺炎という具合に重傷な症状へと進行し、室内を暖かくしても寒さしか感じなくなるのです。


「悪寒」と「寒気」の違い

両者の違いは、風邪という症状で考えるとわかりやすく、「悪寒」は、重症で体を温めようと努力しても体自体が温かいと実感できない重症な状態になります。

一方、「寒気」は、寒いというだけで、風邪であれば、軽症で室内を温めると暖かい室内であるという実感があり、強烈な寒さを感じません。

「悪寒」の例文

・『強烈な悪寒を感じ、風邪薬を飲んだが時すでに遅く、病状が悪化した』

「寒気」の例文

・『寒気を感じ、風邪薬を飲んだら、翌日には寒気は収まった』

まとめ

「悪寒」「寒気」の関係性は、風邪の症状で考えるとものすごく違いについてわかりやすいです。

「悪寒」は、どう頑張っても、寒さしか感じず、かつストーブに手を近づけても強烈な寒さを感じるので、病気がものすごく悪化しています。

逆に、「寒気」は、どのような状態でも陥るもので、べつに風邪をひいていなくとも、室内が寒いというだけで成立し室内を暖かくすれば、暖かいということを実感します。