「参加」と「参画」と「協働」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「参加」と「参画」と「協働」の違いとは?生活・教育

「何かに加わること」を表現する際に「参加」「参画」で迷った経験はないでしょうか?
また、「協働」という言葉も同じような意味合いに感じますが、それぞれ違いはあるのでしょうか?
この記事では、「参加」「参画」「協働」の意味や違いについて分かりやすく説明していきます。

「参加(さんか)」の意味とは?

「参加」とは、「ある目的を持つ集団へ加わり、行動をともにすること」を意味する言葉です。

また、法律においては「法律上の関係、または当事者以外の者が訴訟に加わること」を意味します。


「参加」を使った例文

・『週末に行われるパーティへ参加しようか迷っている』
・『イベントは大変盛り上がり、参加してよかったと思っている』
・『明日の会議に急遽、参加することが決定した』
・『経験がない場合でも、興味のある方は奮ってご参加ください』


「参画(さんかく)」の意味とは?

「参画」とは、「事業や政策などの計画に加わること」を意味する言葉です。

「参画」は、「その計画について、実行段階からではなく計画段階から加わる」という意味合いを含んでいます。

「参画」を使った例文

・『法律改定案の作成会議に参画する』
・『他社との共同事業に参画することになった』
・『専門家として、当人物へ参画の依頼をしてみる』
・『経験豊富な者がもっと多く参画できるように促す必要がある』

「参加」と「参画」の違い

「参加」「参画」も、ともに「何かに加わる」という意味であり、同義語に感じますが、ニュアンスに違いがあります。

「参加」「ものごとの一員として加わる」「すでにあるものへ加わる」というニュアンスを含んでいます。

一方、「参画」「事業、政策の立ち上げ段階から加わる」というニュアンスを含んでいます。

したがって、「新規事業へ参画する」という表現はされても、「午後の社内ミーティングに参画する」という表現はされません。

「協働(きょうどう)」の意味とは?

「協働」とは、「同じ目的を持つ者たちが、対等の立場で共に協力し合い働くこと」を意味する言葉です。

「協働」の概念は、米国の政治学教授「ヴィンセント・オストロム」が用いた「Co-production」が日本語で「協働」と訳され、定着したようです。

「協働」を使った例文

・『まちづくりは行政と市民が一体となり、協働することが必須だ』
・『共有する目的に向けて、各々が協働意識を持つことが重要だ』
・『協働する際は、パートナーがお互いに支配されず、自主性を保たなければならない』
・『お互いの相違点を尊重し合うことが効率的な協働を促す』

まとめ

「参加」とは、「ある目的を持つ集団へ加わり、行動をともにすること」を意味する言葉です。

「参画」とは、「事業や政策などの計画に加わること」を意味する言葉です。

「協働」とは、「同じ目的を持つ者たちが、共に協力して働くこと」を意味する言葉です。

「参加」には「すでにあるものに加わる」「参画」には「立ち上げ段階から加わる」というニュアンスがあります。