「会う」と「合う」と「逢う」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「会う」と「合う」と「逢う」の違いとは?生活・教育

この記事では、「会う」「合う」「逢う」の違いを分かりやすく説明していきます。

「会う」とは?

「会う」「あう」と読み、主な意味は以下の通りです。

1つ目は「お互いに時間や場所を決めて対面すること」という意味で、相手と直接顔を向かい合わせることを言います。

2つ目は「たまたま人と出くわす」という意味で、人と偶然ばったり出くわすことをいいます。

上記に共通するのは「人と対面する」という意味です。


「会う」の使い方

「会う」は動詞として「会う・会った」と使われたり、副詞として「会って」と使われたりします。

基本的に、人と人とが対面したり、ある場所でばったり出くわすことに使われる言葉です。


「会う」の例文

・『今日の午後から取引先の担当者と会う予定がある』

「合う」とは?

「合う」「あう」と読み、主な意味は以下の通りです。

1つ目は「2つ以上のものがくっついて一つになる」という意味で、別々のものが近寄って一つのものになることを言います。

2つ目は「良く調和する」という意味で、2つ以上のものが好ましく馴染んでいる様子を言います。

3つ目は「2つのものがぴったり一致する」という意味で、2つのものに差異がないことを言います。

4つ目は「ある基準と一致する」という意味で、定められた基準に見合うことを言います。

5つ目は「それだけの価値がある」という意味で、あるものに結果が引き合うことを言います。

上記に共通するのは「2つ以上のものが一致する」という意味です。

「合う」の使い方

「合う」は動詞として「合う・合った」と使われたり、副詞として「合って」と使われたりします。

基本的に、2つ以上のものが一致したり、好ましくまとまることに使われる言葉です。

「合う」の例文

・『条件にぴったりと合う仕事が見つかった』

「逢う」とは?

「逢う」「あう」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「親しい人と対面すること」という意味で、特に親密な人や思い入れのある人と対面することを言います。

2つ目は「人と運命的に出くわすこと」という意味で、その後の自分に大きな影響を与える人と巡り合うことを言います。

上記に共通するのは「特別な人と出くわす」という意味です。

「逢う」の使い方

「逢う」は動詞として「逢う・逢った」と使われたり、副詞として「逢って」と使われたりします。

基本的に、自分と特に親密な人や愛情の深い人と対面したり、運命的な人と出くわすことに使われる言葉です。

「逢う」の例文

・『学生時代からの親友と1年ぶりに逢う約束をした』

「会う」と「合う」と「逢う」の違い

「会う」「人と人とが対面すること」「ある場所でばったり出くわすこと」という意味です。

「合う」「2つ以上のものが一致したり、好ましくまとまること」という意味です。

「逢う」「自分と特に親密な人や愛情の深い人と対面すること」「運命的な人と出くわすこと」という意味です。

まとめ

今回は「会う」「合う」「逢う」について紹介しました。

「会う」「対面する」「合う」「一致する」「逢う」「親しい人と対面する」と覚えておきましょう。