「終焉」と「終了」と「収束」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「終焉」と「終了」と「収束」の違いとは?生活・教育

「終焉」「終了」「収束」の、意味や違いをご存知ですか?
この記事では、「終焉」「終了」「収束」の違いを分かりやすく説明していきます。

「終焉」とは?

「終焉」「しゅうえん」と読みます。

「終焉」には次のような意味があります。

・【生命が終わること】
・【臨終(りんじゅう)】
・【最後】
「終焉」は生命の終わりや、いつ終わるかわからない物事の最後を表します。

後述する「終了」のように、日常的に用いられる機会は少なく壮大さも感じさせる言葉です。


「終焉」の例文

・『芭蕉、終焉の地』
芭蕉という人物の、「生命の終わり」の場所を表した例文です。

・『江戸時代の終焉』
「いつ終わるか明確にはわからない」時代の終わりを表した例文です。


「終了」とは?

「終了」「しゅうりょう」と読みます。

・【すっかり終わること】
・【すべてし終えること】
終わる時期が明確な物事の最後に用いられます。

例えば、1日の業務やサッカーの試合などが終わるときに使います。

「終焉」よりも日常的に用いられます。

「終了」の例文

・『作業が終了する』
・『試合終了時刻』
上記2つの例文は「終わる時期が明確な物事」に対しての例文です。

「収束」とは

「収束」「しゅうそく」と読みます。

・【分裂や混乱していた状況・事態が一定の状態に収まりがつくこと】
・【数学などの数列において、ある一定の値に限りなく近づくこと】
・【光線が一点に集まること】
「収束」はおさまりがつくことをあらわします。

混乱していた状況が「一定の状態に」落ち着くことを意味します。

一定の状態に落ち着くだけなので、再び混乱に陥る可能性を含んでいます。

「収束」の例文

・『一旦は収束したものの、まだまだ予断を許さない状況だ』
・『事態の収束を図る』
・『事件が収束する』
上記3つの例文は「混乱していた状況や事態が一定の状態に収まる」ことを表す例文です。

「終焉」と「終了」と「収束」の違い

「終焉」はいつ終わるかわからない物事の最後や生命の終わり。

「終了」
終わる時期が明確な物事の最後。

「収束」
混乱した状態が落ち着くこと。

まず「終焉」という言葉は日常生活では、あまり使いません。

壮大さを感じさせる言葉です。

「終了」は日常的に用いられる言葉です。

お店の終了時間や、病院の診察終了時間など目にする機会も多いです。

「収束」「終焉」「終了」と決定的に違うのは、そもそも「終わっていない」ことです。

混乱した状態が「一旦落ち着く」ことを意味するので、再び混乱に陥る可能性を含んでいます。

まとめ

「終了」「収束」は比較的よく使う言葉です。

無意識に使い分けができている方も多いでしょう。

また「終焉」は日常生活で使う機会は少ないのですが、言葉の意味が明確にわかれば文章を書くときなど参考になるでしょう。

以上が「終焉」「終了」「収束」の違いです。